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一時116ドル安になったニューヨークダウ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4604240.html
2014年01月09日 NEVADAブログ
ニューヨークダウは15時20分には116ドル安まで売られていましたが、引け前に買い上げられ、68ドル安まで戻して引けていました。
もし、100ドル以上下落して終わっていれば、完全に「行ってこい」となるために、何とか買い上げたものですが、今年に入り、何とか買い上げよう、何とか底割れを防ごうという買いが続いており、無理を重ねているのがわかります。
その無理の理由は「業績不振」です。
日本でも【キャノン】が3度目の業績下方修正となると報じられていますが、その中身は惨憺たるものです。
2013年12月期 営業利益 3200億円(従来予想3600億円)
この従来予想は2回下方修正した上での3600億円であり、しかもその営業利益のうち、2000億円が円安差益と報じられており、実際の営業利益は1200億円しかなかったことになるのです。
売上高3兆7000億円の会社が実質営業利益が1200億円しか稼げない、低収益会社となっていると報じられているのです。
これで株を買い上げろという方が無理があります。
実際には200兆円を超える金融緩和マネーで株を引き上げ、円安に持ち込み、日本企業の利益を『円安差益』でかさ上げしていますが、肝心の本業の業績がついてこない以上、どこかで行き詰ります。
アメリカもS&P採用の会社の20%近い会社が業績悪化予想となっており、今後この数字は増えていくことになりますので、株価を買い上げるには無理が出てきています。
緩和マネーで買い上げましても、業績がついてこない以上、指標的には割高になるだけであり、その反動は半端なものではなくなります。
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