http://www.asyura2.com/13/hasan84/msg/767.html
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経済ジャーナリスト萩原博子氏「成長戦略の規制緩和は、給料を下げる政策ばかりだ」
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11743729426.html
2014-01-05 17:46:14NEW ! まっちゃんのブログ
2013年12月27日に毎日放送MBSラジオの「報道するラジオ」
が「アベノミクスでどうなる来年?」というテーマで
経済ジャーナリストの萩原博子氏との電話でのインタビュー
を放送しました。
ソース 報道するラジオ 今週の特集
http://www.mbs1179.com/hou/c_toku/
景気は良くなるのかという質問に対し
萩原氏は「二極化すると思う。儲かる人はどんどん儲けて
大部分の人が悪くなる。小泉、安倍政権の時に戦後最長の
いざなみ景気と同じようになる。
成長戦略のことに関しては、成長戦略の中にある規制緩和は
給料を下げる政策ばかりである。限定正社員の創設をしたり
首を切りやすくしたり、日雇い派遣の復活などがある」
と発言しています。
他にも残業代をゼロにするホワイトカラーエグゼンプション
を戦略特区に盛り込むように要請しています。
現在は年収が高い人のみが対象ですが、緩和される
恐れがあります。
ソース
労働時間規制、特区で緩和を 競争力会議分科会
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1003Y_Q3A211C1PP8000/
あと、私はTPPの影響で賃金が下がると危惧しています。
TPPの分野の中に政府調達という分野があり、これは
公共事業を外国の企業が参入できるようにすることです。
すでに12月30日に政府は外国人労働者の入国を緩和
する方針を固めました。TPP加盟国の中では日本より
人件費が低い国がほとんどなので、その人達が
日本の戦略特区で就業した場合、首切りの制度を
緩和するために、日本人が首にされ、人件費が低い
労働者が重宝されると危惧しています。
外国人労働者、入国緩和 建設人材不足 「単純」解禁も浮上
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131231/biz13123113070005-n1.htm
50秒頃から
「水野氏「荻原さん、今町田さんはねぇ、景気のピークは、「もう今や」とおっしゃたんですよ。荻原さんは、どないですか?」
荻原氏「というかねぇ。私はねぇ景気は悪くないと思うんですよ。」
水野氏「今ですか?」
荻原氏「だけど、ちょっと景気は悪くないけれども、これねぇ景気はいいとか悪いとかというよりも二極化していくんですよ。」
水野氏「二極化?」
萩原氏「二極化。儲かる所はどんどん儲かるんだけれども、大部分の人は、どんどんズルズルと下に落ちていくという。前の小泉、安倍内閣の時の規制緩和で、非常に大きく二極化しましたよね。でも景気は、いざなみ景気という戦後最長の景気回復しましたね。」
水野氏「あれ戦後で一番長いこと景気回復したって、そんな感じ全然ないです。」
萩原氏「でも誰も知らない。その辺の飲み屋のお父さんに聞くと、「いや20年ずっと不況だよ」みんな言ってる。」
水野氏「みんな言ってますよ。私もそう思ってますし。」
萩原氏「それはなぜかというと、皆さんの給料が上がらなかったんですよ。その間ずっと下がり続けていた。」
水野氏「自分にとっての景気の良さは全然なかったわけですよ。」
萩原氏「だから、記録としては戦後最長の景気回復なんだけれども、誰も実感していない。また私ねぇそれが来ると思いますよ。」」
4分11秒頃から
水野氏「そうか、だから景気が良いか悪いかということとは別に、私らの暮らしがようなりますか?悪くなりますか?と聞かないとダメなんだ。それはどうなんですか?」
萩原氏「だから大部分の人が悪くなると思いますよ。なぜかというと、今回の安倍政権の3本の矢とかいうけど、1本目と2本目はバラマキですよね。はっきり言って、これで結構景気を押し上げたとこがあるんですけど、3本目の成長戦略というのが、ほとんど昔の奴とほとんど同じ物が、出てきていて、94ページもあるんですよ。私読むのに辛かったぐらい。いっぱい政策が出てきているんですけど、何の目新しさも何もない。役人がホッチキスで止めたような政策だったんで、成長戦略がないというのが一番のネックです。」
水野氏「成長戦略がないと」
萩原氏「成長戦略の中で規制緩和とか言ってますけど、規制緩和というのは、例えば正社員から限定社員にするとかねぇ、それから首を切りやすくするとかねぇ、それから日雇い派遣なんで非人道なことだからやめましょうといってやめた物をもう一回復活させるとかねぇ。
そうするとこの政策は全部給料を下げるんですよね。」
水野氏「給料を下げる話ばっかりなんですね。それが規制緩和という名前で、そういう看板で出てきているんですか?」
萩原氏「そうですね。それで給料を上げると安倍さんが得意げに「2%給料上げた企業の法人税を10%下げる」と言ってましたよね。これはどういうことかというと、総額一億円の給料を払っている会社が200万円余分に給料を払うとしますよね。
そうすると、一億円の2%だから200万円。そうすると20万円法人税をおまけしますよという話なんですよ。そうすると、経営者の方って1回給料をあげちゃうとなかなか下げられないじゃないですか?そうすると年間200万円上げたら、2000万円あげることになるなと思うんですよね。」
水野氏「これから先のことを考えるとね」
萩原氏「10年の事を考えると、そうすると2000万円上げて20万円もらっても、合わないなと思うんですよ。これを凄く給料を上げる目玉政策みたいにいうんですけど、私それで上げる経営者が何人いるのかと思いますよ。」
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