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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJEA0202Q20140103
2014年 01月 4日 07:53 JST
[フィラデルフィア 3日 ロイター] -バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は3日、量的緩和(QE)の規模を縮小しても、FRBとして依然、かなりの金融緩和にコミットしているとの見解を明らかにした。
当地で開かれた全米経済学会での講演で述べた。
今後数四半期の経済見通しについては前向きな見方を示す一方、経済全般の回復は「依然として明らかに不十分」との考えを繰り返し表明した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は前月、債券買い入れプログラムの規模を100億ドル減額し、月額750億ドルとすることを決定、一部市場関係者を驚かせた。
バーナンキ議長は、QE縮小によって「必要な限りかなりの金融緩和政策を維持するとの(FRBの)コミットメントが損なわれるわけではない」と言明。「むしろ前月の決定は、現在の買い入れプログラムが始まった2012年9月に定めた、労働市場見通しの著しい改善という目標に向かって進展が見られたとの認識を反映している」と語った。
FRBは政策手段として、超過準備預金金利の調節やリバースレポの実施などを持ち合わせているとした上で、「FRBの政策運営の枠組みにおいて、いくつかの特定の側面を変更することは可能」との考えを示した。
経済については、失業率が7%と依然高いほか、長期失業者の数も「引き続きかなり多い」とする一方、金融市場が改善していることや住宅市場の均衡が増していること、さらに財政の足かせが弱まっていることは、緩和的な金融政策とあいまって経済成長を向こう数四半期、後押しするだろうと述べた。同時に過去の教訓として見通しに対しては慎重であるべきとも指摘した。
バーナンキ議長は前月、雇用の伸びが予想通り継続すれば、債券買い入れは来年の大半を通じて「慎重な」(measured)ペースで縮小し続ける公算が大きいとの見方を示している。
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