◇県が立ち入り調査　「製造工程で汚染の可能性は低い」

　水産大手のマルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」の群馬工場（群馬県大泉町）で製造した冷凍食品の一部から殺虫剤として使われる農薬「マラチオン」が検出された問題で、群馬県警は３０日、工場関係者に事情を聴くなど、事実関係を解明するため捜査に乗り出した。また、県は同日、食品衛生法に基づき、同工場に立ち入り調査し「製造工程上で汚染された可能性は低い」と結論付けた。

　ア社は、マラチオンが意図的に混入された可能性もあるとみて２９日、県警大泉署に事実関係を報告した。マラチオンは同工場で使われておらず、最大で残留農薬基準の１５０万倍の高濃度で検出。被害届は出ていないが、何者かが意図的に混入した可能性があり、県警は関係者からの聴取が不可欠と判断した。

　一方、県衛生食品課によると、工場関係者への聞き取り調査や薬剤の使用状況などから▽工場内で使用されている薬剤リストにマラチオンは確認されず、汚染も均一でない▽検出されたマラチオンは高濃度で、原材料に由来するものとは考えられない−−として、製造工程上の汚染の可能性は低いとしている。またマラチオンが検出されたのは、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、福岡の少なくとも６都府県で９件に上り、製造は１０月４日〜１１月５日だったことも分かった。

　３０日に記者会見した県食品安全局の大澤一之局長は「外部から故意に混入された可能性は否定しないが、現段階で原因を絞り込むことは避けたい」と話した。

　ア社は同工場で製造した計９０品目、約６３０万袋の回収を進めている。問い合わせはア社お客様センター（０１２０・６９０・１４９、午前９時〜午後５時）。【田ノ上達也、角田直哉、塩田彩】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131231-00000003-mai-soci

原因を探らないと解決にほど遠いい。
何を考えているのだ、安全局は。
これで食の安全は保証されるのか？
流通で混入されたではないであろう。
包装紙を調べれば答えは出る。
たぶんの話ですが、製造で意図的に混入したのだ。

誰がしたのか？調べてもらいましょう。

ニチロマルハチ製品は、買わない。不買だ。