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3%を超えて終わった米国債利回りと国債売りの危険
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4597933.html
2013年12月28日 NEVADAブログ
アメリカの国債売りの流れが止まらず、10年債利回りは3.01%と3%を超えて終わっています。
30年債利回りは3.94%となり、あと0.06%上昇で4%台に突入することになります。
次第に「国債売り」が市場を支配し始めており、10年債利回りが3%を大きく超えて上昇することになれば、
比較感から他の国の国債も売られ、世界的に「高金利」となります。
この場合、特に問題は新興国は先進国より大幅な利回りを提供しませんと誰も国債を買ってくれませんので、利回り上昇は特に激しくなり、アジアでは、ニュージーランド国債・オーストラリア国債が特に要注意となります。
5%を大きく超えてくる可能性があるからです。
世界中で国債売りが支配すれば、勿論、日本も例外ではなく、いくら200兆円もの膨大な金融緩和をしましても、今までに発行しました国債残高は1,000兆円を超えており、更に先物市場もあり、一旦タガが外れれば、怒涛の売りが市場を襲い、悪夢の国債暴落という事態が発生します。
日中関係が揉めれば当然日本売りとなりますので、円安・ユーロ高、円安・ポンド高となりますが、中国の投機筋が円安を一気に仕掛けてきた場合、一日で2円、3円という円安も十分考えられますし、最悪の場合、10円以上の円安という、異常な動きをすることもあり得ます。
また、反対に新興国市場で、金融危機が発生した場合、売られている円が一気に買い戻されて、一日5円から10円という円高に向かうこともあり得ます。
年末年始は市場参加者が少ないため、大きく振れることもあり得ますし、株価が5%以上の暴落してきたトルコ等でより激しい金融危機が発生した場合、思わぬ暴落を招くこともあり得ます。
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