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中国で売れるのは激安スマホ/(C)日刊ゲンダイ
「中国移動」iPhone投入で日本製スマホもガラパゴス化
http://gendai.net/articles/view/news/146868
2013年12月25日 日刊ゲンダイ
日本のスマートフォンメーカーは、息の根を止められたも同然だ。
22日、米アップルのiPhoneが来年1月17日に、中国の通信最大手「中国移動」から発売されると正式発表されたからだ。
iPhoneの価格は未定だが、ターゲットは富裕層だから、おそらく4000元(約6万8000円)前後。日本メーカーと、完全にバッティングする価格帯だ。
市場関係者からは早くも、「高級モデルばかりの日本のスマホメーカーが、中国市場で唯一食い込めそうだったのが、この高価格帯。iPhone参入で、その芽も摘まれてしまう」と嘆き節が聞こえる。
もっと深刻なことが危惧され始めている。日本製スマホの“ガラパゴス化”が一気に進むというのだ。
「中国で最も売れているのは、<1000元スマホ>と呼ばれる約1万7000円の激安価格帯で、今後アジアやアフリカで売れるのも、こうした廉価モデルだといわれています。ところが日本のスマホメーカーは、その国のユーザーがどんな機能を求め、どんな価格帯が売れるのかを探る努力をほとんどせず、ドコモやKDDI、ソフトバンクが求める高価格モデルばかりを横並びでつくっています。こうした戦略は、世界のスマホ市場のニーズに逆行しているのです」(中国在住ITジャーナリスト)
日本のスマホは、端末代が6万〜7万円はザラ。通信費も世界で3番目に高い。このままでは世界から相手にされなくなる日も遠くないといわれても、納得するしかない。
ちなみに、中国の1000元スマホ市場では、350社以上の中国国内メーカーがしのぎを削っている。日本のスマホメーカーがこれから激安モデルにシフトしようとしても、大幅に後れを取るのは避けられない。もはやニッチもサッチもいかないのだ。
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