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相場に弾み 2014年の干支「午」関連銘柄に乗れ!
http://gendai.net/articles/view/news/146861
2013年12月25日 日刊ゲンダイ
25日、日経平均は6日続伸し、終値で1万6000円を突破した。実に約6年ぶりの高値だ。市場関係者は、「年内に高値を更新したことで、相場に弾みがついた」とほくそ笑む。
この時期は「来年の干支」が市場テーマになることが多い。「巳年」の今年は、年初に関連銘柄の蛇の目ミシンが急騰した。12年12月下旬は60円台で推移していたのに、1月下旬に103円まで値上がりしたのだ。
■天馬や東京都競馬、よみうりランド
2014年は「午年」。早くも関連銘柄の物色が盛んになってきた。
「樹脂関連で『Fits』ブランドの収納ケースで知られる天馬は有望です。24日、年初来高値を更新しました。競馬場の東京都競馬も注目です」(株式評論家の杉村富生氏)
場外馬券場のある東京ドームや京阪神ビル、船橋競馬場や川崎競馬場の土地を保有するよみうりランドも面白い。
「馬券の発券機や払い戻し機を手掛ける富士通フロンテックは、24日年初来高値を更新した。この先は、経営者が馬主の会社が大化けするかもしれません」(市場関係者)
馬主ではメイテック創業者の関口房朗氏が有名だが、プリント基板関連を手掛ける「図研」の金子真人社長は3冠馬ディープインパクトの馬主(馬主名は金子真人ホールディングス)で、今年の有馬記念にもラブリーデイが出走した。パーク24の西川光一社長や、東京鉄鋼の吉原毎文社長(馬主名はラッキーフィールド)も馬主に名を連ねている。
「ただ、兜町の格言は『辰巳天井、午尻下がり』です。戦後の午年の平均騰落率はマイナス7.5%と十二支で最悪です。来春まで株高傾向は続くと思いますが、その後は警戒が必要でしょう」(ちばぎん証券の安藤富士男顧問)
投資は、春先までの先行逃げ切りがベストだ。
〈午年にちなんだ銘柄群〉
◆社名(証券コード)/株価/単元/関連内容
◇天馬(7958)/1436/100/社名に「馬」
◇群馬銀行(8334)/560/1000/社名に「馬」
◇東京都競馬(9672)/380/1000/競馬場運営
◇ホウスイ(1352)/127/1000/社名に「ホース」
◇京阪神ビル(8818)/526/100/場外馬券場関連
◇東京ドーム(9681)/669/1000/場外馬券場関連
◇よみうりランド(9671)/709/1000/川崎競馬場の土地保有
◇富士通フロンテック(6945)/1126/100/競馬場の発払機
◇パーク24(4666)/1961/100/経営者が馬主
◇図研(6947)/767/100/経営者が馬主
◇東京鉄鋼(5445)/361/1000/経営者が馬主
株価は24日終値、単位円。単元は投資に必要な最低株数
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