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シェールガス失敗:290億円の損を計上
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4594612.html
2013年12月22日 NEVADAブログ
日本ではアメリカのシェールガスはどこでも出るという見方がありますが(自称カリスマトレーダーもそのような発言を週刊誌で行っています)、実際には違います。
石油もガスも出ることは出ますが、採算にのるかどうかは別であり、このため大手石油・ガス会社は、有望油田、有望ガス田は、NASA等から詳細な資料を買い、自社で分析をして、開発を行ったり買収をしたりして権益を獲得して守っています。
そこに日本企業がのこのこと入っていって、果たして有望なガス田・油田を獲得できると思う方がおかしいと言えます。
今回、大阪ガスが290億円の損失を計上することになったと発表されていますが、まさにこの罠にはまったことになります。
今、シェールガスに投資をした多くの日本企業の中には唖然としているところも多くあるはずですが、安宅産業の破たんの原因になったオイルサンド事件を覚えていれば、このような失敗はしなかったはずです。
また、バブル期に日本が買いまくったアメリカの不動産がその後暴落して、殆どが大幅な損を計上して撤退していったその事実を見ていれば、失敗はしなかったはずです。
シェールガスは中国でも膨大な埋蔵量がありますが、アメリカの石油会社の探査の結果、殆どが採算にのらないと判断され、撤退しています。
ヨーロッパでもシェールガスは出ますが、採算面、環境面で問題があるとして、本格的な採掘には至っていません。
アメリカでも今後環境問題が起こるのは必至で、安易な考えでシェールガスに投資した日本企業は、突然、環境団体・弁護士から、何千億円という賠償を突き付けられて青くなるかも知れません。
ご紹介しています【アンモライト】も、全ての鉱山(鉱区)で算出される訳ではなく、中には莫大なお金を投入したものの殆ど産出されなかった鉱区も存在しており、また、綺麗な色の【アンモライト】が全くという程、取れなかった鉱区もあると言われており、石油もガスもアンモライトも「賭け」によるところが強いビジネスなのです。
【パライバトルマリン】も一カラット250ドルからスタートし、今やオークションで一カラットあたり$47,000以上の高値で取引がされていますが、買いたくても買いえない存在になっており、一部では10万ドル以上の買い希望がありますがそれでも良い品の売り物がありません。
市場では当社が買い集めています最高級の色である、「グリーニッシュブルー」(現在の保有カラット数は12カラット)は、一カラットあたり100万ドルを超えてもおかしくはないとも言われていますが、買いたくても買えない以上、どうしようもありません。
現在の【アンモライト】の最高級品(マルチカラー)は、今後、同じような道をたどるはずであり、ワールドレポート新年号では、詳しく解説させて頂きます。
<報道>
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大阪ガス、純利予想を引き下げ シェール油田不調で特損
大阪ガスは20日、2014年3月期決算の業績予想を下方修正した。純利益が従来予想(10月時点)の645億円から355億円になる見込み。昨年6月に権益を得た米テキサス州のシェールガス・オイル鉱区で、ガスやオイルが計画より取れず、利益が見込めなくなったため。
鉱区権益の取得・開発費用から、減価償却分などを引いた290億円を特別損失に計上し、当面はすでに掘った井戸以外の開発を凍結する。大ガスは「今後のシェールガス・油田開発の方針に大きな影響は無い。引き続き権益取得を進めていきたい」としている。
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