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いずれやって来るロボット化の時代が、あなたを無職にする (Darkness) 
http://www.asyura2.com/13/hasan84/msg/564.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 12 月 21 日 23:31:01: igsppGRN/E9PQ
 

アマゾンが研究に入った無人機による配達。


いずれやって来るロボット化の時代が、あなたを無職にする
http://www.bllackz.com/2013/12/blog-post_21.html
2013年12月21日 Darkness - ダークネス


日本人を含め、先進国の人間がどんどん貧しくなっていくのは、今の時代では当たり前のことだ。

世界はグローバル化して、企業は世界中どこでも工場を建てることができるようになった。そして、どこの国の人間でも雇えるようになった。

先進国の人間の賃金は高い。
途上国の人間の賃金は安い。

それなら、シンプルに物を考えると、経営者は誰でも途上国の賃金の安い人間を雇うに決まっている。事実、世界中でそうなっている。それが「グローバル化」である。

まわりがみんなそうやってコストを浮かして製品やサービスの価格を下げたら、先進国の人間を高い賃金で雇っていた企業は窮地に落ちる。だから、いったんグローバル化の波が突き進むと、もう競争原理で止まらない。

先進国の人間の多くがグローバル化によって貧しくなっていくのは当たり前のことなのだ。日本でも多くの労働者が貧しくなっていく。


■先進国の普通の人はグローバル化で苦境に落ちた

グローバル化は先進国の労働者、すなわち「普通の人たち」を苦境に叩き落としている。それは、多くの仕事が途上国に行ってしまったからだ。仕事は途上国の労働者たちが取ってしまったのである。

最初は組み立て等の単純労働だけの話だったが、2000年以降は電話受付サービスからプログラム開発から会計処理まで、多くの業種が途上国にアウトソーシングされた。

その結果、先進国ではホワイトカラーを含めて急速に仕事が消えてしまった。

先進国の人々は仕事を探すのに苦心惨憺している。特に若年層に仕事がなくなった。なぜなら、若年層は即戦力にならないからだ。

途上国では熟練した経験豊かな人間を、先進国の半分以下の賃金で雇える。それなのに、わざわざ先進国の経験もない人間を雇う方がどうかしている。

この流れは一過性のものではないので、これから数十年に渡って大きなトレンドとして続いていく。先進国では普通の人たちの生活水準の低下は決定づけられている。

先進国で普通の人たちに仕事がなくなるのだから、政治は間違いなく不安定化する。治安も乱れる。そして、移民排斥や差別がどんどん増えて行く。

欧米でも、日本でも、同じ問題が時期を同じくして起きているのは偶然ではない。いずれ、移民に対する排斥は殺し合いに発展し、政府に対するデモは暴動となって吹き荒れていく。

しかし、基本的に先進国の労働者が追い詰められて貧困化するという流れは、グローバル化の流れがある限り止まることは絶対にない。


■ロボット技術が急速に取り入れられようとしている

先進国の労働者と途上国の労働者の仕事の奪い合いで、先進国の労働者は圧倒的に不利な立場に落ちた。

途上国の労働者があまりに安い賃金でも嬉々として働くので、先進国の労働者は太刀打ちできないのだ。

これは政治家がどう頑張っても解決できない。それは自国の問題ではなく、国際的な問題だからだ。グローバル化という仕組みがそうなっているのである。

日本人の給料も、どんどん引き下げられている。それを見ても分かる通り、日本人もまた巻き込まれており、人々は給料の低下を余儀なくされている。同じことが、アメリカでも、フランスでも、イギリスでも、先進国のすべてで起きている。

それだけでも先進国の労働者には痛手だが、ここに来て、さらに人々を追い詰める大きな波が来ている。

それは急速に進む「ロボット技術」である。

先進国の労働者は、途上国の労働者に仕事を奪われた。そして、先進国の労働者の賃金が下がり、途上国の労働者の賃金が上がった。

賃金が同じになったところで仕事は先進国に戻ってくると、私たちは単純に考えていた。しかし、仕事は戻ってこないかもしれない。

人間の数十倍、数百倍の効率で働き、決して文句を言わず、疲れず、さぼらないロボットが労働のほとんどを奪っていく時代になる。

すでに工場の生産ラインでは20年以上も前からロボットが当たり前のように作業をしていた。その技術が大量生産を可能にしているのだが、それがどんどん進化している。


■新しい時代の波が来ていることを見逃すな

アメリカには「DARPA」と呼ばれる世界最高峰の軍事研究組織がある。「国防総省国防高等研究計画局」と呼ばれる組織だ。

インターネットは軍事研究から生み出されたというのはよく知られているが、そのインターネットを生み出したのが「DARPA」である。(インターネットを生んだ軍事組織、脳を拡張する兵器を開発中)
http://www.bllackz.com/2012/01/blog-post_27.html

すでに戦争の現場では「無人機」が当たり前になっているが、この無人機を実用化したのも「DARPA」だった。

研究と言えば、何か科学者のお遊びのようなものを考える人がいるかもしれないが、「DARPA」は実用的な技術を次々と生み出して世の中を変えている。

現在、この組織が全力を挙げて取り組んでいるのが、ロボット研究なのである。

この組織のトップだったレジナ・デューガン長官は、実は2012年に民間の企業に引き抜かれているのだが、その企業こそがグーグル社である。

現在、グーグル社はロボット技術を猛烈な勢いで買収しており、2013年12月には軍用ロボット関連の企業であるボストン・ダイナミクスをも手に入れている。

無人機を生み出した「DARPA」と、インターネットの覇者である「グーグル」が結びついて、「ロボット」技術に邁進しているが、その先に何が待っているのか。

折しもアメリカの小売りを制したもうひとつのネット企業の覇者であるアマゾンが「無人飛行機」を使った商品の配達テストしているというのも2013年12月2日に発表された。

多くの人々はこれらの「未来っぽい話」を好意的に見ているのだが、実際に何を生み出すのか知ったとき、愕然とするはずだ。


■ロボットが、経営者の指示通りに仕事をする時代に

ロボットが経営者の指示通りに「仕事をする」ようになる時代が来るというのは、どういうことなのか。

とても簡単な話だ。今まで仕事をしていた人間は、ますます要らなくなる。「労働者がいらなくなる」のである。

すなわち、企業は人を雇う必要がなくなって、さらにコストを浮かすことが可能になる。

DARPAは無人機の技術を持っている。グーグルは無人自動車の技術を持っている。アマゾンは無人飛行機の研究を行っている。ボストン・ダイナミクスは無人で悪路も走る獣のような形のロボット研究を行っている。

これらが組み合わされて社会に応用されるようになると、ロボット社会がやって来る可能性が非常に高い。そうなると人間が仕事をしていた分野が広範囲に渡ってロボットに置き換わる可能性も高い。

もちろん、全員が要らなくなるわけではない。ロボットを動かすほんの少人数はいる。しかし、あとの大多数はリストラされることになる。

ファーストフードの店員や、ピザの配達員等は低賃金労働の代名詞になっているが、こういった単純作業の仕事はロボットに置き換えられやすい。また、無人機が商業活用されると、ドライバーもお払い箱になる。

今でも普通の人が行える仕事が減りつつあるが、それがさらに減っていく未来が来る可能性が高まりつつあるということだ。

ロボット化する未来は、グローバル化が先進国の労働者を追い詰めたのと同じような未来を生み出すというのは、まだ誰も気付いていない。

いつか顕在化してから人々は気付く。いつ気付くのか? もちろん、自分の仕事がロボットに置き換わって失業したときに気付くのだ。

グローバル化が自分たちにどのような影響を与えるのか、実際にグローバル化が来て仕事を失わないと人々は気付かなかった。ロボット化も同じになる。


悪路の山道すらも走り抜けることが可能な奇妙な形態のロボット。
http://4.bp.blogspot.com/-Q0b4A_NO-6o/UrVpRXXktrI/AAAAAAAAepc/Ropm1-SbtQ8/s1600/1111.jpg


 

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コメント
 
01. 2013年12月22日 00:30:10 : mHY843J0vA
ロボットによって生産性が上昇しても、仮に失業と社会保障の欠落によって消費が減れば、大量生産はできなくなります。
また、高機能なロボットほど、研究開発コストも高くなりますから、ロボットによる生産システムが継続するためには、北欧のように高度な資本主義と社会保障という組み合わせが必要でしょう。
その場合、ごく一部の人々による僅かな労働だけで、大多数の人々の基本的な需要が満たされる社会が到達します。
ただし、地球の資源は有限かつ減っていきますので、今後は少子化によって人口が減っていくことが持続的な人類と地球生態系の存続にとって必要になるでしょう。



02. 2013年12月22日 04:40:20 : 1geRdsjJSg
なるほどそれで人口削減、人間を減らそうとしているわけか。
究極の二極化するかもしれない。
エリートと、中世の生活をする大衆とに。

03. 2013年12月22日 04:42:01 : SrmPqLSMME

効率化社会から 非効率社会へ 政策理念を転換せにゃいかん。、

改革開放に向けて中国が動き出す頃、中国に行ったことがある。
公園の入口で、いい若者が5、6人、切符切りをしておる。
日本なら女子従業員が一人でできることを5人も6人もかかってやっておる。

なんちゅう非効率だ、なんてももったが、良く考えれば、これが実は効率的なのだ
な。 5人を一人にしてしまえば、のこり4人は失業する。需要層も減る。


効率とは何か?
供給力だけに眼をなにしちゃいかん。サプライサイドだけではゆけなぃ
需要と供給がうまくバランスすることが、ほんとの社会効率なのだな。


04. 2013年12月22日 06:19:20 : nskrDkdNjE
いいね!

05. 2013年12月22日 16:14:02 : Fcu2jPvcKs
供給がロボット化すれば
需要もロボット化するんだよ

おまえらは既にそうなってる。消費するだけのロボット
しかもそれに気づかずにだ

医療分野では既にそうなってる。大量の底辺層が無意識に大量の医薬品を消費させられている。消費サイドは意図的作られるのだ。今日もジジババが袋一杯の錠剤を恍惚の笑みを浮かべお持ち帰りさせられていた!さぁ消費せよ!死ぬまで!

これが、あらゆる業態に波及するのだ!ヒャッハー!


06. 2013年12月22日 16:40:27 : XkqiZn2JbU
企業業務だけグローバル化して税金を含む公共料金や物価がグローバル化しないのはおかしいだろう。これでは庶民が生活苦にはまるのは当たり前だ。

07. 2013年12月22日 18:32:47 : RQpv2rjbfs
今のパソコンはチューリングテストにパスしかねない性能を少なくともハード面ではクリアーしている。すなわち適当なソフトさえあればこの文章を打ち込んでいるのがパソコンであるか人間であるか判別できなくなるのだ。

かくしてパソコン=ロボットが不死性を手に入れ、人類が絶滅したあとも人類の後継として存在し続けるという手垢のついたSFの題材が現実のものとなる。そんなに待つ必要はないと思う。新しく出来た擬似人格はお金を稼ぐことも出来るだろう。資本主義は擬似人格に支配されかねない、なにせ相手は不死なのだ、時間はいくらでもある。


08. 2013年12月22日 18:43:52 : XkqiZn2JbU
不死はないよ。今の技術を買いかぶり過ぎ。
現在のロボットも自分で自分のメンテができない。仕事はできても故障すればストップするだけ。必ず人間が傍について見張っていないと勝手にストライキを起こす。

09. 2013年12月22日 22:13:06 : Un6heX4IUI
これに限らず今の企画屋は馬鹿しかいないのか?


★書店で電子書籍販売へ 来春から13社、アマゾンに対抗
2013年12月22日11時31分

紀伊国屋書店など国内の書店や楽天、ソニーなどの電子書店、日販、トーハンなど取次業者の
計13社が、書店での電子書籍販売に乗り出す。書店だけで買える人気作家の電子書籍を用意
する構想もあり、業界で一人勝ちを続けるアマゾンに対抗できる連合体「ジャパゾン」を目指す。

13社はこのほど、「電子書籍販売推進コンソーシアム」を設立。紀伊国屋、三省堂、有隣堂、
今井書店などの「リアル書店」で、電子書籍を販売する実証実験を来春に始める。

書店の店頭に電子書籍の作品カードを並べ、店頭で決済。購入した人は、その作品カードに書いて
ある番号をもとに電子書籍をダウンロードする仕組みだ。

http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312210444.html
書店で電子書籍を買うイメージ
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20131222000925_comm.jpg

明らかに非効率だが?
これを逆転の発想とか抜かしてそうだから困るw

売れたのに絶版している書籍を復刊させるとかしないのかよw


10. 2013年12月23日 00:06:03 : evr7OkeywU
>>09

絶対失敗しそう!!(笑)
 


11. 2013年12月23日 21:52:25 : DCCwMgpxYw
専門知識が必要になるのは間違いない。技能もないものは給与も下がるし仕事もなくなる。礼儀だの言ってる人に未来はないよ

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