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膨大な貿易赤字の原因は?
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4592400.html
2013年12月18日 NEVADAブログ
11月の貿易統計が発表になり、1兆2929億円の赤字になり、この赤字は17ヶ月連続となっており、2013年1月の1兆6335億円以来の大きな赤字になっています。
この赤字の原因は輸出数量が伸びないことにあります。
輸出数量 + 6.1%
円安(23.3%)で、本来なら数量が同じなら円安分である23.3%が金額ベースでも輸出は増えるものですが、実際には金額ベースで<18.4%>しか増えていません。
経済学的にいう「Jカーブ効果」が本来なら出ても良いはずですが、一向に出てきておりません。
これは日本経済がそれだけ弱体化しているからであり、日経は以下のような分析を掲載しています。
『(情報通信機や電子部品・デバイスの貿易収支が悪化を続けているのは)日本製のパソコンと旧来型携帯電話が売れず、外国製のタブレット端末とスマートフォンを購入する日本人が増えており、円安で高まった競争力を埋められない程、産業として競争力が低下している』
日本のハイテク産業が崩壊に直面しており、円安効果がなくなっているのです。
これがJカーブ効果が出てこない理由であり、このまま円安が進めば、日本の貿易赤字は更に拡大を続け、経常収支でも膨大な赤字になり、日本は≪3つ子の赤字拡大≫で、最悪の状況に追い込まれます。
膨大な借金、膨大な貿易赤字の次に膨大な経常赤字になれば、日本は再起不能になります。
その時期が近づいています。
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