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「貿易立国」にも揺らぎか 11月の貿易赤字拡大で
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20131218-00000512-biz_san-nb
SankeiBiz 2013/12/18 14:14
財務省が18日発表した11月の貿易統計で、貿易赤字が拡大したのは、エネルギー関連輸入の増加が主因だ。だが、超円高が是正されたにもかかわらず輸出が増えず貿易赤字が拡大することは、これまで日本経済を支えてきた「貿易立国」という形態が、変化し始めたとの指摘もある。
11月の輸入(金額ベース)では、原粗油が前年同期比34・9%増、液化天然ガス(LNG)が同37・4%増と、エネルギー関連輸入の拡大基調が鮮明だ。東日本大震災以降、国内の原子力発電所がほぼ稼働停止し、火力発電でカバーするために、エネルギー輸入が増えている。原発再稼働のめどが立たない中、エネルギー輸入増は続きそうだ。
その一方で、期待されていた輸出の拡大は遅れている。円安が解消しても、輸出拡大は少し遅れて発揮されるという「Jカーブ」効果が理由とされたが、そのタイムラグとされる半年を過ぎても改善の兆しがない。11月の月例経済報告でも輸出は「弱含んでいる」という状況だ。
麻生太郎財務相は11月の会見の中で、国内総生産(GDP)に占める輸出割合に触れ、「ドイツは約50%、中国は30%ぐらい、韓国は50%超ぐらい。これに対して日本は15%以下」と語り、「マスコミでよくいう貿易立国というのは?」と、疑問を呈した。
安倍晋三政権の経済政策アベノミクスも個人消費など内需主導での景気回復を目指す。日本経済の外需主導からの変化も、貿易赤字拡大基調の背景にある。
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