http://www.asyura2.com/13/hasan84/msg/445.html
Tweet |
ミクシィ株価上昇、パズドラに陰り スマホゲームの今後は〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131215-00000001-sasahi-sci
AERA 2013年12月16日号より抜粋
スマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」(モンスト)のヒットで株価が急上昇しているミクシィ、一方で快進撃に陰りが見え始めた「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)のガンホー・オンライン・エンターテイメント…変化の激しいスマホ向けゲームの業界。今もまた大きな変化の時を迎えているようだ。
この1、2年、モバイル端末向けのゲームが市場を引っ張ってきた。なかでもスマホ向けゲームは、急成長の最大要因だ。ところが、そのスマホ向けゲームの分野が成熟しつつあるのではないか、との見方が出ている。中安氏はこう分析する。
「スマホ向けゲームの利用者数は、まだ増えるでしょう。でも、利用者1人あたりの支出は、下がり始める可能性がある。成熟化は目前かもしれません」
市場規模が縮小に転じるような可能性は、まだ当面低い。だが、市場の成長率が横ばいか、それに近くなれば、パイの奪い合いになるかもしれないという。
潮目の変化を目前に、競争は熾烈さを増す。ゲーム業界の3カ月は、ほかの業界の1年に匹敵する。それだけ変化のスピードが速い。だからヒットを飛ばすとミクシィのように、一気に株価が上昇する。そして、ガンホー・オンライン・エンターテイメントのように、その逆も起こりうる。
「パズドラ」のヒットで市場を席巻したが、10月末から11月上旬にかけて、株価が急落した。7〜9月期の決算が、4〜6月期よりも減収減益になり、市場から急成長が止まったとみなされたのだ。
岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストは、
「ユーザーの移り気が早い。飽きだすと、有料アイテムなどに使う金額も増えなくなる。ガンホーの成長余地が狭まっているのもそのためです」
さらに、スマホ向けゲームの分野で競う各社の先行きに影を落としているのが、開発費の高騰だ。従来型の携帯電話、いわゆる「ガラケー」向けゲームに比べ、スマホ向けゲームでは表現の幅や機能が格段に向上している。そのためゲームの開発費が、かつては数千万円単位だったものが、いまや数億円単位が当たり前になってきている。巨額の開発費を回収するため、広告宣伝費も膨らむ。
「ゲームを開発するコストばかりがかさみ、ヒット作が出ないから、収益が上がらない。そんな悪循環に入るリスクが高まっています」(川崎氏)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。