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バブルを謳歌、年金も満額…団魂世代は何を買っているのか?
http://gendai.net/articles/view/life/146597
2013年12月11日 日刊ゲンダイ
高齢者の購買意欲が高まっている。特に800万人とされる団塊の世代は顕著で、豪華列車や海外クルーズの人気は言うに及ばず、ポール・マッカートニーまで来日させてしまった。ザ・タイガースも復活させた。
この世代の買い物の特徴は、「いい商品なら金はいくらでも出す」ことだ。ニッセイ基礎研究所の押久保直也研究員がこう言う。
「シニア世代は、豊富な金融資産と自由な時間があります。しかもアベノミクスによる株高で、余裕資金が増えた。ところが、日本は高齢化という割に米国や英国などに比べてその面のサービス産業比率が低い。高齢者がお金を使いたい商品が少ないのです。彼らが優先的にお金を使いたい先は、〈健康・医療〉と〈旅行〉の2つ。例えば、温泉と医療をセットにした〈医療ツーリズム〉のようなものが国内にあれば、爆発的にヒットすると思います」
健康食品の国内市場は、1兆9000億円(富士経済予想)とされるが、売れ筋は記事末尾の通りだ。
■スバルの新車購入は3割が60歳以上
では、具体的に団塊以上の人たちは何を買っているのか。
「6月に発表した『スバルXVハイブリッド』(約249万円〜)は当初、受注の29%超が60歳以上のシニアでした」
こう言ってホクホク顔なのは、富士重工業の広報担当者。注文が殺到したため、国内工場をフル稼働し、生産を従来の2倍の月産2000台に引き上げている。他社の大衆向けHVと違い、走りを追求したのが受けた理由だ。
300万円台にまで価格を下げたベンツのCクラスも、「納車まで半年待ち」(横浜市内の特約店)という人気ぶりだ。
富裕層向けの旅行「JTBロイヤルロード銀座」も売り上げを伸ばした。“匠”と呼ばれるベテラン担当者が旅行者の希望を聞き、オーダーメード旅行を企画してくれる。「野鳥撮影のためコスタリカに行きたい」と言えば、それもOK(10日間で約70万円)だ。
家電では、お掃除ロボット「ルンバ」が販売台数を増やした。
「なぜルンバが人気かというと、他の掃除機のように腰をかがめなくていいから。高齢者にとってコンセント(プラグ)に差し込むのは、非常に苦痛。その作業をしなくていいだけでも、数万円多く払う価値があるようです」(家電量販店)
そして何より、ED治療薬のバイアグラ、レビトラ、シアリスの国内販売が増えた。日本新薬によると、シアリスの国内販売量だけでも今年上期は15.8%増の19億円だった。
経済成長期やバブル期にいい思いをして、年金も満額なんだから、国内経済にも活力を与えてもらいたい。
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