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日本で売るより利益率高い中国 政治的対立あっても“現場”で日中関係は冷めず?〈週刊朝日〉 
http://www.asyura2.com/13/hasan84/msg/348.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 12 月 09 日 11:37:00: igsppGRN/E9PQ
 

日本で売るより利益率高い中国 政治的対立あっても“現場”で日中関係は冷めず?〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131209-00000006-sasahi-bus_all
週刊朝日  2013年12月13日号


 中国の一方的な防空識別圏の設定で、日中関係の政治的な対立は深まっているように見える。しかし、経済誌をはじめとしたメディアが報じるように日本企業の「脱中国依存」が加速するという見立ては「かなり乱暴な議論だ」と明治大学の関山健准教授(国際政治経済学)は話す。

 実際、こんなデータもある。日本貿易振興機構(ジェトロ)が今年8月、802社の日系企業を対象にしたアンケートでは、6割以上の企業が、中国でのビジネスを拡充する方針を示している。それに対して、中国でのビジネスの縮小や撤退を検討している企業は、7.7%しかなかった。

 さらに、縮小や撤退を検討する企業が理由にあげた項目をみると、「人件費などのコスト上昇」を半数以上の企業があげていた。反日デモなどの「政治や社会情勢の変化で企業が損失を被るリスク(カントリーリスク)」をあげた企業は3割程度しかない。

 なぜこのような結果が出るのか。財務省によると、日本の貿易相手国(輸出入総額)は、2006年度には、中国が米国を抜いてトップに立った。12年度の対中国の輸出入総額は、約26兆7千億円。全体の輸出入総額の2割を占めている。もはや日本経済にとって、中国は欠くことができない貿易相手だということがいえる。

 さらに、今後の見通しをみると、中国の消費市場としての魅力が高まるにつれて、進出する日系企業が増えると見込まれる。20年には、中国の市場規模は、現在の5倍の約1200兆円に膨らむと予想されている。こうした将来性を考えると、日系企業が中国市場から撤退することは得策ではないのだ。

 中国経済に詳しい、日本総合研究所の関辰一(しんいち)研究員はこんな分析をする。

「市場の規模だけではなく、中国市場での利益率が、日本に比べて高いという点も魅力のひとつです。自動車産業では、日本の経常利益率が3%なのに対して、中国では10%もあります」

 中国市場で売り上げを伸ばせば、日本で伸ばすよりも利益を多く積み上げられるなら、企業もその市場を無視できないだろう。

 たとえば、トヨタ自動車は13年1〜10月の中国での販売台数が、前年同期比4.9%増の約72万台と増えている。

「トヨタ自動車や日産自動車、ホンダなどの自動車メーカーは中国での設備投資を増やしています。さらに、自動車部品メーカーの中国進出も活発になっています。消費市場として、やはり中国は魅力があるからです」(関氏)


 

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コメント
 
01. 2013年12月09日 22:03:25 : BDDFeQHT6I
自動車メーカーは日本企業ではなくなったと言うことだ、製造拠点が海外に有り販売も海外主体なら名目上の企業所在地など何の意味も無い。
こんな企業に消費税の輸出戻し税などと言う泥棒に追い銭みたいな税金投入を続ける経産省は日本の役所なのか。

02. 2013年12月10日 05:53:40 : OyD4dOs6q6
> 01さま 賛同〜

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