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http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20131207/ecn1312071430002-n1.htm
2013.12.07
株式投資の優遇税制が今年末で打ち切られ、売却で得られる利益や配当にかかる税金が引き上げられるのを受け、個人投資家の間で株式売却の動きが加速している。先月28日に6年ぶりの高値をつけるなど高水準の株価を背景に、「駆け込み売り」でひとまず利益を確保しようとしているためだ。ただ、売り注文が集中すると「一時的に株価に影響を及ぼす可能性がある」として、証券業界は警戒している。
現在の優遇税制は「貯蓄から投資へ」を加速させる狙いで、平成15年1月に5年間の時限措置で導入された。その後、リーマン・ショックなどで延長されてきた。株式の売却益や配当の税率を本来の20%から10%に引き下げることが柱だ。
市場の安定を受け、この証券優遇税制が今年12月末で打ち切られ、来年から11年ぶりに税率が本来の20%に戻る。また、来年始まるNISA(少額投資非課税制度)の専用口座には、現在保有している株や投資信託を移すことはできない。
東京証券取引所によると、11月の個人投資家の売越額は2兆372億円となり、過去最高を記録した。優遇税制廃止を意識した株売却が多いとみられる。
含み益が大きいほど、優遇税制廃止の影響を受けやすい。例えば、100万円で購入した株式が倍の200万円まで値上がりしていた場合、年内に株式を売却すれば税額は10万円だが来年以降は倍の20万円になる。英系資産運用会社のフィデリティ投信が個人投資家約3千人を対象に実施したアンケートでは、約4分の1が年内に何らかの方法で株を売却すると回答した。
優遇税制の打ち切りを控え、証券会社には顧客から「年内に株を売った方がいいのか」といった問い合わせが増えている。SMBC日興証券の植村繁ソリューション企画部次長は「10〜12月の相談件数は、7〜9月に比べて4倍程度になるだろう」と話す。
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