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マイナスに転じたブラジル経済と崩壊に向かう新興国経済
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4584088.html
2013年12月04日 NEVADAブログ
新興国経済の悪化が進んでおり、国によって利上げしたり、利下げしたりとバラバラの展開になっており、混乱が拡大してきていますが、ブラジルが発表しました7−9月期のGDPが4−6月期に比べ<−0.5%>になったと発表され、2009年1−3月期以来のマイナス成長となっています。
このような中、ブラジル中央銀行は、公定歩合(政策金利)を10%に引き上げており、高金利が企業活動・消費行動に影響を与えるのは避けられず、ブラジル大手企業である『ヴァーレ』のCEOは「規模と生産性で世界レベルの資産にのみ投資する」と発言しており、14年の設備投資は今年に比べ9%減少させるとしています。
今や新興国は世界的に消える「需要」の前に猛烈な縮小に入っていますが、その縮小ペースは遅く、今後膨大な過剰在庫に苦しみ、その過剰在庫が市場に出てきたときには、資源価格は暴落することは避けられません。
インドネシア・タイ・インド・中国が今後、猛烈な経済悪化に直面するのは避けられず、このあおりを受けてその周辺国経済は底が浅いために打撃は更に大きくなります。
新興国に負の連鎖が始まっていますが、中でも、注意するべきは、インドネシアです。
通貨ルピアがじわりじわりと売られており、今後、通貨安で物価上昇が激化するのは避けられず、更なる利上げをする事態に追い込まれることになりますが、利上げで経済が回復するわけではなく、反対に経済を悪化させますので、更に通貨が売られ、利上げに追い込まれます。
新興国の経済は今や崩壊寸前になってきており、どの国が崩壊の引き金を引くかわかりませんが、経常赤字問題が取りざたされています南アとなるのかも知れません。
ブラジルにしろ、南アにしろ、高齢者が目先の高利回りにつられて年金資金運用をしていますが、今や膨大な含み損を抱える事例も多く出てきており、最悪の場合、50%以上のマイナスになる事例も出てくるかも知れません。
国債安+通貨安となり、ダブルでマイナスが拡大するからです。
新興国に資金を保有している(投資している)個人は早く逃げるべきだと言えます。
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