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株価1万8000円にまっしぐら?/(C)日刊ゲンダイ
1円の円安で株価300円アップ 「為替連動相場」の勝ち方
http://gendai.net/articles/view/news/146412
2013年12月3日 日刊ゲンダイ
上場投資信託(ETF)にウマみ
平均株価は5月につけた年初来高値1万5942円60銭を目前に足踏みしている。
市場からは、「あと少しの壁が高い」という声が上がる一方、「為替次第であっという間に高値を更新する」という楽観論も聞こえる。
「為替と株価の連動性は以前から指摘されていますが、ここにきて、ものすごくリンクしてきたのです。円安につられるように株価も上がっています。現状は1ドル=102円近辺に張り付いて動かないので、株価も動いていないのでしょう」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)
確かに、日経平均の上昇局面では円安が顕著だ。1万5000円台の回復と、1ドル=100円乗せはほぼ同時だった。しかも法則性があるという。
「1円の円安で、日経平均は300円上がるといわれています」(市場関係者)
確かに101円になった場面で1万5300円になったし、102円で1万5600円に到達した。
「この法則を覚えておくと、相場で勝てる確率が高まります。とくに日経平均と連動する上場投資信託(ETF)への投資に有効です」(証券アナリスト)
証券各社は12月に入り、14年の相場見通しを次々と発表したが、「14年末に日経平均1万8000円」とか、「1万7500円」といった強気リポートが目立つ。為替予測は「14年末に1ドル=110円」が多い。
現水準の102円と比べ、8円の円安となる。「1円で300円アップ」の法則に当てはめると、「300円×8円=2400円」の株高だ。日経平均は現在1万5600円前後。2400円高だとすると、1万8000円で証券各社の予想と一致する。
「逆な見方をすると、為替は110円が限界でしょうから、株価も1万8000円で頭打ちです。それを念頭に置いて、個人投資家は動いたほうがいい」(市場関係者)
三井住友銀行チーフストラテジストの宇野大介氏は、「この先も為替と株価が連動するかどうかは分かりません。14年は1ドル=105円、日経平均1万8000円を予想しています」と言う。
為替連動相場はいずれ崩れるかもしれない。だが、「消費税が上がる直前の来年3月までは続く」という関係者は多い。大手証券による14年3月末の為替見通しは「1ドル=104円」。日経平均は1万6200円となる。いまがETFの仕込み時だ。
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