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急落したゴールド
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4583504.html
2013年12月03日 NEVADAブログ
金(ゴールド)が一オンス32ドル余り急落し、一オンス1219ドルで終わっており、先日の安値である1212ドルまであとわずかとなってきています。
安値は1217ドル台になっていましたので、あと5ドルでこの1212ドルを割り込むことになります。
一年前に比べ500ドルもの下落となっており、下落率は29%にも達しています。
ここでこの1200ドル台を維持できない場合は、何とか持ちこたえてきた向きが一斉に投げに入ることもあり得、その場合は、今回の32ドルという下落幅ではなく、100ドルという暴落を演じることもあり得ます。
ファンドにより買い支えが続いていました金ですが、新興国経済が悪化する中、今までの<買い>手が≪売り手≫に回ることもあり得、そうなれば、市場は売り一色になります。
一オンス600ドル台から3倍化した金ですが、「里帰り」現象を起こすとすれば、最終的には一オンス600ドルまで下落することになり、これは即ち、プラチナ・銀も同じような状況になるということを意味します。
穀物も貴金属も原油も今後世界的需要の消滅で、「里帰り」現象を起こし、大方の専門家が予想していない
世界的デフレが始まります。
今、世界はインフレに向かうのではなく、デフレに向かっているということを、専門家は指摘しませんが、基礎的商品である商品先物市場価格を見れば、世界はインフレではなく、デフレに向かっているということがわかります。
日本はインフレ政策を取っており、世界経済の実態とは反対の方向に向かう政策となっていますが、その理由は簡単です。
日本がデフレのままであれば、1000兆円を超えて増え続ける借金を返済できないどころか、利払い・元本償還も出来ない状況に直面するからです。
貴金属・穀物価格が暴落した時。
世界は膨大な金融緩和下でのデフレという最悪の状況に陥ります。
今は株を買い上げて実体経済を見えないようにしている金融市場ですが、商品先物市場は、世界に対して警報を出していると言えます。
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