労働組合が求めない賃上げ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4583050.html
2013年12月02日　NEVADAブログ

今の政権は企業に賃上げを求めていますが、労働組合はその動きを牽制しています。
本来なら労働組合が賃上げを求めますが、今や労働組合が賃上げを制御するという事態になっているのです。

その理由は、雇用です。

トヨタ自動車は田原工場のラインをひとつ廃止し、年間生産台数能力を３５０万台に削減すると報じられていますが、実際の生産台数は３３５万台となっており、これはピークに比べ９０万台減少になり、この９０万台は富士重工一社分に相当する物凄い数になります。

これだけの削減がありながら、人員削減を行ってこなかったトヨタ自動車ですが、ここで賃上げを行い、これが年金にも跳ね返れば、年金債務（レガシーコスト）で破綻したＧＭの二の舞を演じることになりかねません。

また、経団連によれば今や日本企業は４６５万人もの過剰人員を抱えていると報じられており、もし企業が本格的に人員削減を行えば、日本の失業率は１０％を超えるかも知れず、そのような中、賃上げを求めるより雇用維持に蓄えてきた資金を充てる方がよいと労働組合が判断しているのです。

ムードに流されてはいけない。

これがトヨタ労組亀岡執行委員長の言葉です。

コメント
01. 増税反対 2013年12月02日 22:28:49 : ehcoR2LmdzYII : D9cvjI5T92 これだけの削減がありながら、人員削減を行ってこなかった トヨタ自動車ですが・・・・・・ 　おいおい、非正規労働者は容赦なく切り捨ててきたんじゃなかったっけ？ どうしてこういうウソを平気で言えるのだろうか。非正規雇用者がトヨタの 正規社員の雇用を守ってきたのに、なんだかんだ言って非正規雇用者は 人間扱いされないんだな・・・
02. 2013年12月02日 23:10:39 : nJF6kGWndY >日本企業は４６５万人もの過剰人員を抱えていると報じられており、もし企業が本格的に人員削減を行えば、日本の失業率は１０％を超えるかも知れず、そのような中、賃上げを求めるより雇用維持に蓄えてきた資金を充てる方がよいと労働組合が判断 確かに、まだ多くの大企業正社員の賃金は、解雇できないリスクも考えれば、かなり割高いから、既得権を維持しようとするなら、妥当な判断だろう
03. 2013年12月03日 01:20:10 : cKftockbJN 外国とのグローバル競争の時代だとどこかのお役人たちが先導して価格競争ばかり させてしまったから、コストダウン化とされて、日本人を切って外国人労働者をい れ結果日本人全体の購買力ががた落ちにになってまたコストダウンで・・・・ まさに負のスパイラル〜経済学では本来ありえないデフレをおこしてしまって うずまきのように縮小が縮小を生むという漫画で説明できるような展開だな。 笑うわ。ユダヤ人豪商たちの思う壺にはまったな。国が滅びる道だ。
04. 2013年12月03日 11:06:37 : nJF6kGWndY コストダウンと役人は関係ないだろｗ

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