http://www.asyura2.com/13/hasan84/msg/204.html
Tweet |
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MWZZCZ6JTSFQ01.html
2013/11/29 09:21 JST
11月29日(ブルームバーグ):新興市場債の人気が日本の投資家の間で低下している。安倍晋三首相の刺激策を手掛かりに国内の株価が40年ぶりの大幅上昇となっているためだ。
財務省のデータによると、日本の投資家によるアジア、中南米、アフリカ、東欧、ロシアの債券買越額は1−9月に1兆8400億円。これは過去3年間の各年実績の半分未満にとどまり、このまま行けば年間ベースで2009年以来最低を記録する見通し。
DIAMアセットマネジメントの岩渕康哉・投信営業第一部長は25日、電子メールでのインタビューで、かなり人気の高かった新興市場債投信の販売が低調だと説明した。
昨年12月26日の安倍政権発足以来、日経平均株価 は54%上昇し、年間で1972年以来最大の上昇率を記録する見通し。アベノミクス効果で円は今年15%下落し、トヨタ自動車やパナソニックなど輸出企業の追い風となっている。一方、米国は新興国への資金フローを促してきた刺激策を縮小する準備を進めている。新興国の借り入れコストは5月に過去最低となっていた。
JPモルガン・チェースのGBI・EMグローバル・ダイバーシファイド指数によると、新興諸国の自国通貨建て債券の今年のパフォーマンスは、ドルベースですでに過去最大となる8.5%のマイナスとなっている。
BNYメロンのチーフ為替ストラテジストのサイモン・デリック氏は21日のシンガポールでのインタビューで、「日本の投資家なら、為替リスクもない国内市場ではるかに高いパフォーマンスを得られる時に、わずかな利回りを確保するために高いリスクを取って海外に資金を投じようとは思わないだろう」と指摘。「これまでと比べ日本から資金が流出する兆候は少ない」と述べた。
原題:Abe No Friend to Emerging Bonds as Nikkei Jumps Most Since1972(抜粋)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。