★阿修羅♪ > 経世済民84 > 200.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
岐路に立つ自動車“産業”、崩壊の危機感抱くメーカー…東京モーターショーから考える(Business Journal) 
http://www.asyura2.com/13/hasan84/msg/200.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 29 日 07:05:00: igsppGRN/E9PQ
 

岐路に立つ自動車“産業”、崩壊の危機感抱くメーカー…東京モーターショーから考える
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131129-00010001-bjournal-bus_all
Business Journal 11月29日(金)4時19分配信


 11月23日、東京モーターショーが開幕した(〜12月1日)。世界12カ国から178社が参加し、35ブランドが出展。中でも国内自動車メーカー各社は、エコと走行性能を両立した次世代車を相次いで公開し、その様子を各メディアが伝えている。

 11月20日付日本経済新聞によると、世界初公開の車両は76台。2年前の前回に比べて約4割増えたという。日産自動車が出展したのは、3人乗り電気自動車(EV)のコンセプト車「ブレイドグライダー」。三角翼でグライダーをイメージしたスポーツタイプの次世代EVで、カルロス・ゴーン社長は「EVの新たな可能性を開く」と自信をのぞかせた。

 トヨタ自動車は、2015年に市販予定の水素を燃料に走る燃料電池車「FCVコンセプト」を披露。豊田章男社長は「自動車産業は間違いなく成長産業だ。クルマをより環境によく、より安全に変えていきたい」と語ったが、“若者のクルマ離れ”の影響もあってか、ここ数年、新車の販売台数は減少傾向にある。

 11月21日付朝日新聞によると、90年に778万台だった新車の販売は、12年には536万台に減少。日本自動車工業会が08年に行った調査では、大学生の自動車への関心は、パソコンやケータイなどの通信機器よりも大きく下回り、自動車業界にとって“若者のクルマ離れ”は深刻な問題となっている。

 国内の市場が縮小を続けるからといって、海外向けの生産で補うことも難しい。輸送費がかさみ円高の影響を受けやすい自動車は、「売れる場所でつくる」のが基本だからだ。ゆえに生産の海外シフトが進んでいるという。

 国内で自動車関連の職業に従事するのは約550万人で、労働者の8.8%を占めている。ある部品メーカーの幹部は同紙記事で「これ以上、国内生産が減れば、産業として成り立たなくなるのではないか」と話している。今後、国内の市場がさらに縮小すれば、クルマづくりを“日本を代表する産業”といえなくなる日が訪れるかもしれない。

●存在意義問われる東京モーターショー

 それを裏付けるかのように、東京モーターショーの入場者数も、91年の200万人超をピークに減少傾向にあると、前出の日経新聞が伝えている。さらに、ゼネラル・モーターズ(GM)など、米ビッグ3は3回連続で参加せず、世界の自動車ショーでも存在感の低下が懸念されているという。

 自動車評論家の国沢光宏氏も自身のブログ(11月20日付)で、今回の東京モーターショーについて「前回より賑やかになったけれど『夢』を感じない」と語り、日本の自動車産業に陰りを感じているようだ。また、国沢氏は「『若い人向けのクルマ』みたいな共通テーマを与え、それに対するコンセプトカーで出す、なんてことをしたらいいのに」とも提案している。

 それに応えるように、90年代以降に生まれた若年層をターゲットにしたコンセプトカー「IDx」を東京モーターショーで初披露したのが、日産自動車だ。東洋経済ONLINEの11月21日配信記事によると、日産はIDxの開発にあたって、初期段階からユーザーとコミュニケーションして意見を取り入れる、「コ・クリエーション」という開発手法を用いたという。数十人の若者たちの意見を取り入れて開発されたIDxは、カジュアルスタイルの「IDx フリーフロー」と、ビデオゲームに登場するようなスポーツカータイプの「IDx ニスモ」。いずれもエンジンはEVではなく、ガソリンエンジンだ。日産担当者はIDxの仕上がりを「ピュアなクルマ感、本物の持つ価値観が若者にも響いたのでは」と評価している。

 また、このプロジェクトを担当したデザイナーの田井悟ディレクターは、11月21日付朝日新聞記事で「速い車、低い車なら、わーっと反響があるという時代は終わった」「だからと言って、この車が売れるというわけではないと思う」と、今の自動車産業の在り方の難しさを語っている。日本メーカーが生き残るための答えにたどり着くには、まだしばらく時間がかかりそうだ。

blueprint


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 佐助 2013年11月29日 08:28:56 : YZ1JBFFO77mpI : 2AYIRQbqkw
産業革命がスタートしています

スタイリング(新セダン2BOX)とデザイン革命(色・柄・素材・形)の同時革命と,ガソリンレス車の技術革命は不可避。自動車市場は広範囲な異業種企業と個人の参入で活気にあふれている。しかも本命の燃料電池のエンジンレス車に成功した産業・企業が出現します。

ガソリンレス技術革命に成功した企業は,自動車産業だけではなく,巨大な企業となる。しかしスタイリングを軽視すると生き残れない。しかも戸外を走る自動車は,デザインを無視できなくなる。

そして曲線2ボックス型がセダンとして企画しなければ,売れ行きは低下する。もし2BOX型が市場の95%超えても,基本スタイリングは3BOX型と固執すると敗北する。だから2BOX車がセダンだと企画した企業は,長期不況下でも勝者になれる。

2040年まではカジュアル革命でカッコよいが,世界のリーダになれる。そして「2BOX型こそセダン」という認識と企画を遅延させ,さらにガソリンレス車への転換と角から丸へのデザインの転換を遅延させると,二番底・三番底むと,市場の一層の縮小を避けられない。

現在完成した,本命の燃料電池から産業革命がスタートしました。技術革新が前倒しされ太陽電子電池が加速すると,家庭も工場も電子機器そしてランドセルから冠婚葬祭まで画期的な世の中を満喫できる。つまり5年で常識が反転し10年ですべて変わります。


02. 2013年11月29日 11:57:37 : mcEHatQcYg
10年以上前に買った本に、すぐそこに燃料電池車が来ている、数年の内には実用化されて燃料電池車がそこらじゅうを走り回るように書いてあった。

基本的な事を未だに解決されてないのでは?

バッテリーの重量、信頼性、燃料電池なら水素の安全性やデリバリーの問題、あと肝心なコスト。

これらクリヤーされていれば、原発やら発電所はみんな死んでいる?


03. 2013年11月29日 18:44:42 : 1RWBIgNFIE
国内自動車販売台数はここ数年減少傾向にある←これは間違い

正しくはここ20年以上減少傾向にある。


04. 2013年11月30日 00:14:33 : A7w3nkjpyA
若者の車離れ とか、若い人向けの車 とか、何寝ぼけたこと言っているのかしら?驚いた
「お金がなくて買えない」のよ!
私は若い人の親の年代だけど、ここの所に触れていないのは腹立ったわー、わざと避けたのかしら。
車買えば済むって話じゃないでしょ?保険とか駐車場代とかいっぱいかかるじゃん
それなのに軽自動車の税金上げるとか言ってるしね?


05. 2013年11月30日 22:41:20 : cKftockbJN
>>04. 2013年11月30日 00:14:33 : A7w3nkjpyA
若者の車離れ とか、若い人向けの車 とか、何寝ぼけたこと言っているのかしら?驚いた「お金がなくて買えない」のよ!
>>私は若い人の親の年代だけど、ここの所に触れていないのは腹立ったわー、わざと避けたのかしら。


貴女のいうとおりですね。

車ともなるとローンをくまなきゃいけないし、派遣やアルバイトでは銀行も相手にはしないし、買えないわけです。

自動車会社も自分の系列子会社をみてみるといい。工場内には日系出稼ぎ人ばかりがいるけども、昔のように日本の若者がもう以前のようにはいなくなってしまっていて・・・・買う人がいないのだ。



06. 2013年12月01日 11:10:43 : DuP9JLTVbc
非正規雇用が増える前の、1980年代の日本でも自動車の購入、維持費の捻出には頭を悩ませていました。2年おきの車検と、それに伴う自動車重量税などの負担。毎年の自動車任意保険、自動車税の負担。それで精一杯でした。そのような中でもトヨタ・クラウンやマークUのような「ハイソカー」は売れていましたが、所得以上の自動車を買っていた人たちは、田んぼや山林を売っていたな。道路ができたり、工業団地ができたり、ゴルフ場ができたりで、売ったら「ハイソカー」に化けていました。地方の話ですが。

しかし1980年代にそんな羽振りの良い生活をしていた人たちは、ここに来て生活に本当に困窮していますね。もはや売る田んぼや山林も底を尽きましたし、財政危機で道路もつくられなくなり、製造業の海外移転で工業団地も売れ残り、リゾート開発も頓挫してしまい、お祭りは終わったのです。かつて「ハイソカー」に乗っていた人たちは、今では中古の軽自動車に乗っている例が多いようです。

もともと日本に膨大な自動車需要があったと勘違いしたところに、問題の核心がありそうです。正規雇用が当たり前だった時代でも、自動車を購入、維持するのは大きな経済的負担を必要としていたのですが、横並び意識の強い日本人は隣が自動車を買うと負けられないとばかり自分も買う。隣が大きい自動車に買い換えると、負けてなるものかと自分も購入する。当時でも、自動車道楽の主人に妻が泣かされている家庭は多かったです。この現実を知らずに、自動車メーカーは売れることをいいことに、規模を拡大し続けたのではありませんか。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民84掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧