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2013/11/27【文化】東京大学安冨歩教授の授業〜後期4回目 ゲスト石井ターニャさん
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/113657
IWJ記事です。是非上記を視聴ください。
特別会計の闇は、特定秘密保護法で、闇が強化される。石井議員は暗殺された。当時石井議員が国会で追及するために作成した書類・資料は、管元総理が全部持っていったまま、闇に消えた。此所をそのままで長くは生きられない。
石井紘基氏が追求した問題はこれから現実に顕在化してくるだろう。ソ連崩壊と同じでこのシステムを壊して作り直すのは、膨大な災難と苦難と時間がかかる。でも物理的にハルマゲドンは来てしまう。本気で軟着陸させる方法を考え無ければ潰れて崩壊する。
石井紘基当時議員が日本の財政の規模を国会で質問して、宮沢当時総理が分からないと答えた。総理大臣が掴めない金で国が動いている。当時50兆円が一般会計で特別会計は380兆円あった。一般会計から特別会計に流れている。特殊法人傘下に3000社の子会社孫会社があってすべて税金が流れている。これに天下ってピンハネするのが官僚利権。湯水の様に税金が特別会計に流れ、一応民間会社なので会計監査院が調べることが出来ない闇になっている。これを追求した石井紘基当時議員が暗殺された。「特定秘密保護法」は国会の国政調査権が事実上消えてなくなり、この特別会計の闇は強化されてしまう。
リタイア後天下り官僚が給与や退職金で一億円を受け取るためには100億円以上の事業規模がないといけない。官僚一人の老後を養うために税金を100億使っている。むしろ一億直接渡した方が効率がよい。年金や医療保険で欠損が2000兆円あって、一人当たり792万円になる。この配分はほとんどの国民がおこぼれを貰っているので止めることが困難になっている。
この特別会計のシステムは満州国の運営に採用された(岸信介が行った)。戦争中は金が不足したため貯金運動が起こった。そのDNAが今も残って国債になるだけなのに郵便貯金をまだやっている。戦後の復興にこの手法が使われて、凄く上手くいってしまった。高度成長が止まった、今、他のシステムに切り替えないとガシャと行ってしまう。民主党政権では止めようとしただけなので当然、景気が悪くなった。前の自民なら上手く運営してくれると国民は思ったのだろう。
安倍自民内閣は、「秘密保護法」「TPP」「日本版NSC」「原発推進」でこのシステムを必死に支えようとしているが、支えきれる訳がない。日本人自身がこのシステムに依存しないで、自給自足で自分で立って生きなければならない。このシステムは今の日本の土台に組み込まれていて自然に生活するとこれに依存して仕舞うことになっている。首が寒い状態だ。誰か巨悪がいてすべてを仕切っているのではなく、国民全体が何となく参加・関与してこのシステムの秩序を形作っている。
参考:石井 紘基 著 日本が自滅する日―「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす!
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