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とうとう10%に利上げしたブラジル
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4580577.html
2013年11月28日 NEVADAブログ
ブラジル中央銀行は、0.5%利上げして10%にすると発表しており、この4月からの利上げ幅が2.75%に達していますが、インフレ率が5.8%にも達しており、一部の食料品は10%を超える値上がりとなっており、
これ以上の物価上昇は容認しないとの意図で、中央銀行が利上げしていますが、インフレは一向におさまらず、
結果、6連続で利上げを迫られるという事態になっています。
また、インドネシアも利上げに動いており、今や年7.5%に達しています。
インドも利上げを進めており、大手新興国であるブラジル・インドネシア・インドが利上げに動くという、危機的状況に陥り始めています。
先進国はユーロのように景気刺激のために0%ではなくマイナス金利を導入すると言われており、世界はデフレで苦しむ先進国とインフレに苦しむ新興国に分かれており、金融市場での亀裂が拡大しています。
本来なら金融崩壊が起こってしかるべきですが、日本、FRB、ECBの金融緩和で株を引き上げ、何とか名目だけは経済を引き上げていますが、世界中の新興国で経済不振が目立ってきており、タイでも政情不安が出てきており、いつ、何時、新興国経済・金融市場が崩壊するか分からない状態になってきています。
金融緩和で表面は穏便に見えましても、実態経済が悪化することは止められず、今後、新興国が高金利に耐えられなくなり、金融市場が崩壊した際には、手が付けられなくなりますが、先進国は、自分の国の経済を支えるのに精いっぱいであり、新興国まで手が回りません。
ブラジルの10%の金利が次にはどこの国に波及するでしょうか?
そして為替市場がこれで更に資金流出が加速し、通貨安となれば、金融崩壊まで一気に進むこともあり得ます。
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