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http://jp.reuters.com/article/jpUSpolitics/idJPTYE9AR02L20131128
2013年 11月 28日 13:19 JST
[東京 28日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてわずかにドル安/円高の102円ちょうど付近。早朝に102.28円まで上昇して半年ぶりの高値をつけたが、利益確定に押された。
ただ、株高の持続で先高観は根強く、年内に105円まで上昇するとの見方も出ている。
早朝のマーケットでは、日経平均株価.N225の上昇を見込んで一段と円安が進行した。ドル/円は102.28円まで上伸して5月29日以来の高値、ユーロ/円は138.83円まで上昇して2009年6月以来の139円回復に迫った。
その後はドル/円に利益確定売りが流入して上値が重くなり、102円ちょうど付近で一進一退となった。日経平均の上げ幅は一時200円を超えたが、為替市場の参加者の予想を大きく上回るものではなかった。月末に絡んで国内勢の売買がみられたが、商いは全体的に閑散だという。
もっとも、市場ではドル/円の先高観が強い。大手邦銀の関係者は、株高が続き、11月米雇用統計が市場予想より良好であれば年内に105円まで上昇する可能性があるとみている。
中国による防空識別圏設定に絡む情勢変化には注意する必要があるものの、この問題を除けばマーケットにとっての大きなリスク要因はなく、過剰流動性が潤沢ななかで円安/株高傾向は今後も続くと予想している。
<豪ドルは良好な豪指標で買い戻し>
豪ドルは急伸。対円では92.70円付近から93.19円まで上昇した。オーストラリアの第3・四半期民間新規設備投資(実質ベース、季節調整済)が前期比3.6%増となり、ロイター予測(同1.2%減)に反して増加したことが好感された。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)の介入警戒感からファンド勢を中心に豪ドルのショートポジションが形成されてきたが、同指標を受けてショートポジションが巻き戻された。
豪ドルは対ユーロでも上昇が鮮明となった。豪ドル安圧力の中でユーロ/豪ドルは8月28日の高値1.5030豪ドルに迫っていたが、きょうの指標で豪ドル買いが強まった結果、高値を更新しないままユーロ高/豪ドル安の流れが反転。テクニカル面の弱さから、豪ドル買い戻しが加速したとみられている。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
正午現在 102.07/09 1.3573/77 138.55/59
午前9時現在 102.19/21 1.3571/75 138.69/73
NY午後5時 102.15/17 1.3578/80 138.68/72
(和田崇彦)
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