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最近、限定投資信託が続々と発売されいます。
4日間で400億円近くが売れ、一旦販売停止になった限定投資信託があります。
400億円を超えないように残りの金額を各支店に割り当てて、本当の完売になるとのこと。
昨日11/25(月)から新商品が出たそうです。
「販売用資料」は ここをクリック
P.3「ハイ・イールド債券とは」を読むと、
「この投資信託が投資するのは、主に格付けBBとBの社債である」ことが書いてあります。
そして、同ページの下段では
「ハイ・イールド債券は、デフォルト率が低いのに、『無リスク資産』である国債より4.3%も金利が高いんです。いいでしょう!」とアピールしています。
次ページ「短期の債券への投資と満期保有による金利変動リスクの低減」は、
「ハイ・イールド債券は、出たばかりの満期までが長い債券を買っても、そんなに儲かりません。満期まで残り数年の(中古の)債券を買った方が、結果として利回りが取れているんですよ。そして、この商品は満期まで数年の社債に投資するんですよ! 儲かりそうでしょ!」
ということです。期間が短ければ、「デフォルトリスクが低い」イメージも出てきますね。
次の「当ファンドの債券運用のイメージ」では、
「信託期間は5年」であることがわかります。
そしてその次、「モデル・ポートフォリオ」では、
「満期までの残り期間約4年の社債に投資する」ことを載せています。
そこで、「4年が節目なので、場合によってはそこで解約して利益を確定しちゃいましょう!」
というセールストークが出てきます。
戻って、P.1のBを見ると、
「ファンドは、為替ヘッジ『あり』と『なし』の二種類」があります。
「お客様、為替も円高米ドル安に向かうと思いませんか? だったら、為替リスクを取りましょうか。ファンドの基準価額が11,000円に届けば(=10%増えれば)、その時点で自動的に利益を確定しますよ。ちょっと利回りが付いて、その時にちょっと為替が円安に動けば、お客様のご資金はあっという間に1割アップで戻ってくるかもしれませんね」
と言われたら、リスクなんか感じなくなってしまう人もいるはず。
気になることは、
リーマン・ショックで経営危機に陥った大手金融機関をメインに投資するファンド。
そして今回は、投資適格ラインを明らかに割り込んだ、低い格付けの社債に投資するファンド。
さらに、
この銀行の「投資信託」のページを見渡せば、新たに米国株に投資するファンドも出てきたことがわかります。
http://www.bk.mufg.jp/tameru/toushin/fund/00345220.html
ここ数年、数年前には怖くて誰も買わなかった投資対象が、ここにズラッと並びました。
運用の結果は、どうなるか誰にもわかりません。
「リーマン・ショック」から5年が経ち、株価も為替も戻った(=保有資産の含み損が減った)ことで、あの時の恐怖心を忘れた人達のお金がどんどん入ってくるのでしょうか。
あくまで、個人リスクでご判断ください。
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