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「100円」の表示が目立つ自動販売機。有名メーカーの缶コーヒーを通常よりも20円安く売っている=東京都千代田区
自販機ジュース、増税で130円に 端数切り上げを申請
http://www.asahi.com/articles/TKY201311220558.html
2013年11月24日13時33分 朝日新聞
【小室浩幸】来年4月の消費増税にあわせ、自動販売機で売られる飲料の一部が10円値上げされる見通しになった。いまは150円で売られているペットボトル入りのお茶などは160円になる。
ただ、すべての商品を一律10円上げてしまうと、増税分よりも値上げ幅が大きくなり、「便乗値上げ」になるおそれがある。このため、多くのメーカーは、一部の商品の価格を据え置く見通しだ。
販売数が多い缶コーヒーや缶ジュースなど120円の商品の一部は、130円に上がる。税引き前の希望小売価格をもとに、120円の缶コーヒーの消費税率8%での税込み価格を計算すると、124円になる。増税分を転嫁した場合の売値は4円しか上がらず、値上げ幅は10円に満たない。だが、自販機では1円単位での販売ができないため、一部の商品の価格を130円に上げることにした。
いまは150円で売っているお茶など、ほかの価格の飲料も同様で、値上げ幅は10円に満たない。このため、清涼飲料メーカーでつくる「全国清涼飲料工業会(全清飲)」が22日、税込み価格の端数を切り上げ、10円単位で値上げする「転嫁カルテル」を公正取引委員会に申請した。
ただ、すべての商品を10円値上げすると、メーカーが取りすぎてしまう。このため、都内で同日会見した全清飲の岩尾英之専務理事は「全体として増税分の適正な転嫁となるような対策をとりたい」と説明した。一律10円の値上げはせず、商品全体の値上げ幅が増税分と同じ3%になるように各社が調整する見通しだ。一部商品の価格を据え置くほか、値上げする商品の容量を増やすことなどが検討されている。
ただ、繁華街など競争の激しい地域では、自販機でも120円の飲料が100円で売られている。このため、「130円への値上げが定着するには時間がかかる」(飲料大手)という声もある。
自動販売機、増税で一部10円上乗せも
全国の清涼飲料メーカーの業界団体は、来年4月の消費税増税に向けて増税分を価格に上乗せするよう申し合わせる転嫁カルテルを、公正取引委員会に申請しました。自動販売機の商品では10円単位の値上げを可能にする内容です。
業界団体が申請した「価格転嫁カルテル」は、消費税の増税分を商品の価格に上乗せできるよう業界全体で申し合わせるものです。
これに伴い、自動販売機で販売する商品は1円単位での販売が難しいことから、一部の商品では増税分を上回る10円の値上げも可能になります。
ただ、実際の価格設定はメーカーなどが独自の判断で決めることから、同じ自動販売機の中でも、商品によってまちまちの価格が設定される可能性もあるということです。(22日14:57)
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