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ロンドンのホームレス
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4577809.html
2013年11月24日 NEVADAブログ
久しぶりにロンドンにきましたが、ホームレスの多さには驚きました。
いたるところにホームレスが座っており、年配のホームレスから若手のホームレスまで色々で、中には閉店でゴディバから出たごみ袋をすぐあさっている者がいたりと、この半年間でホームレス数が一気に増えたように思えます。
また反対にショッピングバックを抱えて楽しそうにあるく家族連れも多く、まさに<勝ち組>と<負け組>がはっきりわかれているのがわかりますが、これは30年前に見たロンドンの姿そのものであり、ロンドンは昔に戻りつつあるようです。
30年前のロンドンの街は汚く、若者がたむろし、街中落書きだらけで、酔っぱらいが歩き回っていました。
その傍ら、特権階級は高級車に乗り、汚いロンドンの街をみないようにしていたのです。
今、ロンドンの不動産価格が急騰しており、これで商業不動産のレンが上昇し、小さな店はレントが払えなくて閉店したり、スーパーは経費を削減するために、レジを自動化し店員を減らしており、職を失い住むところも失い、一気にホームレスに転落している者が増えてきているのです。
職を失う多くの者はスキルもなく、ただ単純労働しか出来ない者ですが、そのような者が働く場が減ってきており、
例えパートでも働ければよい程であり、雇う側は少しでもコストを下げるためにパート雇用を増やしており、結果として、働けても食べていけない、という者が増えてきているのです。
金融バブルで不動産価格が高騰し家賃が上げられ、払えなくなりアパートを追い出されてしまう者が増えている今の社会は、世界的に広がっている社会現象です。
今の日本も同じような社会になりつつあり、<勝ち組>と<負け組>に別れてきていますが、圧倒的に負け組が増加しており、最終的には<勝ち組>5%、<負け組>95%という歪な社会になるはずです。
そして、<負け組>に転落すれば二度と這い上がれない社会になります。
日々膨らむ金融バブルですが、このバブルが終焉した時には、本当の資産家しか残りません。
残る資産家は、日本人の5%もいないかも知れませんが、極端な格差社会は社会不安を招きますが、それに
対応するかのような強権が政府に与えられようとしており、政府は「その時」の準備をほぼ完了させたと言えます。
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