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多くのレストランで芝エビを名乗っていたバナメイエビ(農水省のホームページより)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131123/dms1311231456004-n1.htm
2013.11.23
食材の偽装表示問題が発覚したホテルや百貨店などで、メニュー表記が見直されている。刺身からは「鮮魚」「活」といった表記が消え、「車エビ」「芝エビ」の表記は単なる「エビ」に。「ビーフステーキ」は加工肉の使用をやめ、外国産の牛肉に切り替えた。「看板に偽りなし」で信頼回復し、無事書き入れ時の年末年始を乗り切ることができるか。
高さ300メートルと日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)に入る近鉄百貨店本店では、実態と異なったメニュー5品目の表記を変更。テナントのレストランで「静岡産」としながら台湾産の桜エビを使用していたケースは「台湾産」と明記した。
大丸心斎橋店(同市中央区)では「鮮魚のお造り」として冷凍品を使っていたメニューは、『鮮魚の』が落ちて単なる「お造り」という表記に。大丸梅田店(同市北区)では「活ホタテ」の表記で生の冷蔵品を使っていたため「活」の字が取れた。
低価格のバナメイエビを使って「芝エビを使ったチリソース煮」と表記していた大丸京都店の飲食店では「芝」の文字を消し、阪急阪神ホテルズ系の六甲山ホテル(神戸市灘区)のメニュー「鮮魚のポワレ」は「海の幸のポワレ」に変わり、焼き物で「鮮魚の」としていた品は「白身魚の」などに改められた。
一方、一連のメニュー偽装問題の“震源”となった阪急、阪神両百貨店を抱えるエイチ・ツー・オーリテイリングの担当者は「信頼を損なったことは大いに反省しないといけない」と説明。堺北花田阪急(堺市)は自家製としながら仕入れ品を使っていた塩キャラメルロールの販売を中止し、阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)は「芝海老」「大正海老」と表記されたメニュー販売そのものを中止した。
食材をメニュー表記に寄せていったケースもある。「ビーフステーキ」としながら、牛脂注入肉を使ったことが発覚した近鉄ホテルシステムズが運営する6ホテルは、先月末までにすべて豪州産のロース肉などに切り替えた。ザ・リッツ・カールトン大阪は「フレッシュオレンジジュース」を果物の手搾りで提供している。
食品安全や表示などに詳しいNPO法人「食品安全グローバルネットワーク」(大阪市)の中村幹雄事務局長は「正しい情報は特にアレルギーがある人など食に対する安全面を守るために必要。外食産業の場合、消費者とのコミュニケーションの中でも食材の魅力を伝えていけばいいのではないか」と話している。
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