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下方修正(輸出)と稼げなくなった日本の行く末
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4577317.html
2013年11月23日 NEVADAブログ
日本政府は、月例経済報告で、輸出を一年ぶりに「弱含み」に下方修正していますが、円安にもかかわらず輸出が伸びていないためです。
貿易統計を見てもわかりますが、輸出数量は9月は−3.4%と大きく落ち込み、10月は何とか+1.1%となりましたが、2010年を100とした場合、輸出数量指数(日経報道)グラフでは90前後となっており、輸出は回復などしていないのです。
即ち、日本製品が「売れて」いないのです。
勿論、スマホ等の部品への要望が増えているようですが、問題は製品ではなく部品であり、韓国・中国企業の「下請け」という位置づけなのです。
日本全体が下請けという位置づけになりつつある今、貿易収支は一兆円を超える赤字になりましたが、このままいけば、継続的な経常赤字も視野に入ってきます。
日本は、財政赤字、貿易赤字と双子の赤字を抱えており、今はまだ経常収支は黒字ですが、今後、経常収支も赤字に転落すれば、「3つ子の赤字」となり、最悪の状態になります。
国債は日銀が70%を買い上げていますので、何とか価格を維持できていますが、それでもジワリジワリと売られてきており、黒田日銀総裁は、更なる緩和を表明せざるを得ない事態に追い込まれています。
日本は稼ぐ力を失いつつある今、自動車を除く製造業は円安でコストがアップしており、コスト割れが恒常化しつつあり、赤字を削減するために、人員削減を強化するか、人件費を削減する必要に迫られています。
日本はこのままいけば、1億2000万人を「食わせる」だけの稼ぎがなくなり、衰退の一途をたどり、復活は不可能となります。
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