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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MWMYIA6TTDT001.html
2013/11/22 09:22 JST
11月22日(ブルームバーグ):東京外国為替市場では円が下落幅を拡大し、対ドルで4カ月ぶり安値を更新した。米国の量的緩和縮小観測を背景とした円売り・ドル買いの流れが継続。円は対ユーロでも4年ぶり安値を付けた。
午前9時17分現在のドル・円相場は1ドル=101円19銭前後。一時は101円35銭と、7月8日以来の円安値を更新した。ユーロ・円相場も1ユーロ=136円55銭と2009年10月以来の水準まで円安が進み、同時刻現在は136円33銭前後で取引されている。
上田ハーロー外貨保証金事業部の黒川健氏は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受け、市場のコンセンサスであった来年3月の緩和縮小開始の前倒し観測が高まり、ドル・円は101円を突破したと説明。その上で、この日は重要な経済指標の発表がないため、「株価や金利動向を見ながらの展開」になるとし、「週末を控えポジションを解消する動きも出てくる」可能性があると予想している。
米リッチモンド連銀のラッカー総裁は21日の講演で、「米国の今後について基本的に楽観している」と述べた。
緩和縮小観測
20日公表されたFOMC議事録(10月29、30日開催分)では、経済が予想通りに改善した場合、月額850億ドルで実施している債券購入の規模を「数カ月内」に縮小させる可能性があることが示された。
前日の米国債市場では米10年債利回り が一時2カ月ぶりの高水準へ上昇した。また、新規失業保険申請件数 の減少などを好感して、米国株は反発した。
一方、前日の海外市場では欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁の発言がユーロ反発の手掛かりとなった。ドラギ総裁は前回の政策決定会合でマイナス預金金利について話し合われたものの、委員らの考え方にそれ以降変化はないとし、「私の言葉からマイナス金利の可能性について何かを推測しようとするのはやめてほしい」と述べた。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 小宮弘子 hkomiya1@bloomberg.net
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