http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/911.html
Tweet |
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131121-01053251-trendy-ind
日経トレンディネット 11月21日(木)8時40分配信
この記事は「日経トレンディ2013年11月号(10月4日発売)」から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。
LCCの路線拡大に伴い、LCC同士だけでなく、スカイマークなど中堅航空会社との競合も増えている。例えばピーチは10月27日に、ジェットスターの拠点である成田に関空便を就航させた。またスターフライヤーは10月1日、すでにLCC同士が競合している関空―福岡線に殴り込みをかけた。LCCと中堅航空会社入り乱れての運賃競争は今後も激化しそうだ。
●乱高下する格安航空の運賃
格安航空の運賃は予測の付かない値段の動きを見せる。CASE(1)を見てほしい。これは夏休み時期の関空―那覇線の値段を定点観測したもの。ピーチの運賃が1日で1万円も値が上がり、再び下がるという乱高下を見せていた。
さらに、成田―那覇の元日の値段を見てみると、9月15日では3万2990円という超高値。当然このチケットに手を出してはならないが、9月16日には一夜にして5990円に急落していた。他の航空会社の料金とは違い、LCCでは突然、大幅に値が下がることもあるのだ。
●大手、中堅航空会社の“LCC対抗運賃”が狙い目!?
一方、大手や中堅の航空会社は、予約時期が早ければ早いほど航空券の値段を安く設定している。10月27日搭乗分から、ANA、ソラシド エアは最大6カ月前、エア・ドゥは最大9カ月前から購入可能な格安運賃プランを導入。「これは、明らかにLCCに対抗したプラン」と業界関係者は見る。
さらに、競合するLCCと中堅航空会社の運賃を調べると、CASE(2)の事例のように、スカイマークが逆にLCCの価格を下回る日もあった。
LCCが安いという前提はあっても、思わぬ高値をつかんでしまう可能性もある。最低運賃をつかむのが難しくとも、やはり損はしたくはない。そのためには、競合となり得るであろう、中堅航空会社の割安な運賃と比較してみるのが一つの手だ。
中堅航空会社も料金レンジは決まっており、その金額より低いものが出てくることはまずない。LCC路線の最低運賃には及ばなくても、繁忙期に中堅航空会社の最低運賃より安いものが見つかれば買って損はないだろう。
実は格安競争が激化すればするほど、使える制度がある。ジェットスターの最低価格保証制度だ。同一路線で、出発時刻の差が1時間以内の便に関して、ジェットスターよりも安い路線があれば、その運賃の10%引きで買える制度だ。これまでは同一路線を飛ぶ便がそれほどなかったが、今後は利用価値が高まりそうだ。実際にコールセンターに電話してみると、いとも簡単に6000円弱の値下げに成功した。 注)成田−関空のピーチは10月27日、成田−高松のジェットスターは12月10日に就航予定
(文/市川礼子=日経トレンディ)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。