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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE9AK04K20131121?sp=true
2013年 11月 21日 15:53 JST
[東京 21日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の100円半ば。日経平均株価.N225が堅調に推移するなか、しっかりとした展開になった。午後3時を過ぎて欧州勢が参入する時間帯に入ると、円売りの動きが強まり、一時100.83円まで上昇、7月22日以来の高値をつけた。
<ドル円は4カ月ぶり高値>
ドル/円は欧州勢の参入する午後3時を過ぎて動意づいた。日中も日経平均株価が堅調に推移するなか、100円前半で底堅く推移していたが、午後3時過ぎに9月11日高値100.62円にタッチすると、ストップを巻き込み上げが加速、7月22日以来の高値となる100.83円まで上昇した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で早期の緩和縮小開始が意識されるなか、ドル/円はドルと円の両面から上昇圧力がかかった。
10月29─30日のFOMC議事録では、経済の伸びによって正当化されれば、今後数回の会合のいずれかで資産買い入れ縮小を決定できると一部のメンバーが認識していたことが明らかになった。
あおぞら銀行・市場商品部、為替マーケットメイク課長の諸我晃氏は「12月にテーパリング(緩和縮小)が開始される可能性が少し高まった」と話している。
こうした状況を受け、米10年債利回りが2カ月ぶりの高水準となる2.8%付近で推移。日本時間の午前には一時2.815%まで上昇した。
<日米CPI逆転>
市場の一部では、きのう発表された10月の米消費者物価(CPI)上昇率が9月の日本のCPIを下回ったことが話題になっているが、大手邦銀関係者は「長くは続かないだろう」と冷めた見方を示す。
日本の物価上昇率が米国の物価上昇率を上回り続ければ、購買力平価の観点から円安圧力がかかりやすくなるが、この関係者は「日本のCPIは円安で輸入価格が上がって上昇しているというのが実態だ」と指摘。このため「円安がピークアウトしたのは今年5月なので、来年の5月以降はその効果がはがれてCPIが落ちてくるとみるのが自然だ」との見方を示した。
<日銀は現状維持>
日銀は20─21日の金融政策決定会合で、資金供給量(マネタリーベース)を年間60兆─70兆円増やす金融政策の維持を全員一致で決めた。ドル/円は一時上下に振れたが、影響は限定的だった。
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 100.48/50 1.3422/26 134.87/91
正午現在 100.34/36 1.3422/26 134.68/72
午前9時現在 100.24/26 1.3428/32 134.61/65
NY午後5時 100.02/04 1.3440/42 134.41/45
(志田義寧)
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