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中央マスコミがつたえないアベノミクス景気が虚像であること
http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-b6e1.html
2013年11月18日 太陽光発電日記by太陽に集いしもの
中央のマスコミは、大手企業の業績見通しが好調というニュースを続々と報じて、アベノミクスのおかげで景気が上向きというムードを盛んにあおっています。たしかに為替差益のおかげで利益が倍増しているわけですから、目先の数字上の利益という点だけで見れば業績好調ということなんでしょう。でも実態価値のレベルでは、販売台数も駆け込み需要があるわりには伸び悩み、深刻な事態が浮き彫りになりつつあると思います。
そんなことはビジネス現場は十分認識していまして、何も知らずに好景気をあおってから騒ぎしているのは、「経済音痴」の「中央マスコミの編集幹部」「電通おかかえコメンテーター」と「KY鈍感野郎の巣窟」の「霞が関」と「永田町」くらいかもしれません。
為替トリックによる数字のかさ上げ効果なんて、ちょっと考えれば簡単に気づくはずですが、中央マスコミでその手の言及がないのは、真性のアフォなのかわざとなのかどちらなんでしょう。
簡単な例で考えますと、仮に原価60万円のものを1万ドルで100台輸出販売する場合の利益は、1ドルが80円の時は2000万円ですが、1ドルが100円になれば倍の4000万円になります。仮に売り上げが20%ダウンして80台しか売れなくても、1ドル80円の時と同じ粗利2000万円を稼げるわけですから、為替変動が絡むことで、単純に景気がいいとか悪いとかいう話でははなくなることは明らかです。
多くの国民が輸入品の値上げで為替差損をこうむる一方で、輸出企業は為替トリックで見かけの利益を極大化できてる話で、国全体としてみれば、よくてプラマイゼロ・・・・へたしたら大マイナス・・・どこが景気がいいんじゃいという話なわけで、「日本の中央マスコミの関係者」というのは、「超ど級の経済音痴」だと痛感してしまうわけです。
それでいて中央マスコミにしても、霞が関にしても、永田町にしても、国民平均の3倍〜10倍のバカ高いギャラをもらっているわけですから、たいした面の皮だと思います。
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アベノミクスが信用膨張の数字トリックに依存したバブルに帰結しそうだということは、貿易収支統計をみるとくっきりと浮かび上がってきます。
東日本大震災以来、貿易収支が赤字になっています。「原発が止まって燃料の輸入が増えつづけているから、貿易収支が改善しない、本格回復のために原発再稼働しなければいけない」というのが、機密費・電通PR日乞食系の中央マスコミのコメンテーターの論調ですが、本当はどうなんでしょうか?
円ベースで輸出をみると円安で2割ほどのかさ上げ偽装ができるのでわかりづらいですが、ドル建てでみてみると、国内の産業空洞化=輸出減退の惨状がくっきり浮かび上がってきます。
今年の1〜9月のデータでドルベースで輸出高を計算してみたんですが、大幅減少していることがわかります。
※参考画像 2007〜2013 貿易収支比較(クリックで拡大)
http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2013/11/18/photo.jpg
注)アベノミクスを反映した2013年は1〜9月しかデータがないので、ほかの年度も1〜9月のみを抽出して比較しやすくしました。
※
この20年間に日本の経済政策は「輸出で稼ぐ」ことに主眼が置かれてきましたが、海外移転が進み「輸出で稼ぐ」構造自体が崩れつつあるということがはっきりしています。
現時点では国民資産が海外運用されることで得られる資本収支で経常収支は黒字を維持していますが、輸出強化のためのTPPが、国内産業基盤のいっそうの瓦解を促進し、輸入増大のためのTPPに帰結することで、気がついたら虎の子の国民金融資産もすっからかんになって「少子高齢化時代」を迎えるという最悪の展開すら予想できてしまいます。
そうした将来の危機的状況の回避策として、世界市場拡大が見込める新規産業の育成・産業競争力の育成というのは当たり前ですが、将来外貨を稼げなくなる可能性に備え、国民の命を守るために、必要なエネルギー・食糧など生活必需品を国内で調達できる体制を堅持することも重要です。
そのための財源を確保するために、無駄なコストでしかない「天下り事業」の浪費をやめ、蓄電設備など再生エネルギー実用化システムとか、地域循環型経済へのインフラ投資を強化して将来に備える必要があるわけです。にもかかわらず、あいかわらず「国土強靭化」と称して道路とか堤防を作ることに財源を多く振り分けるのは理解できないです。
食糧を輸入に頼ってる日本が外貨を稼げなくなったら、多くの国民が飢餓線上を漂うことになるわけですが、そんな時に立派な道路や堤防があっても意味がないと思うわけです。
安倍総理は「いい人」ですから、TPPにしても秘密保護法にしても「悪意」があろうはずありませんが、しかし、結果的に生じる最悪の事態を想定できる「能力がない」ということは、「とてつもない罪」じゃないかと思ってしまいます。
KYで有名な本人は「凡庸の罪」に無自覚なようです。悪意に満ちた取り巻きの壁をこじ開け、政府与党から「事態の深刻さ」を直言できる良識ある人物の登場に期待したいところですが、「ひらめ政治家」の集団となり下がった自民党に期待するだけ野暮ってもんでしょうね。
PS
先日深夜番組で、有名タレントで某国の情報工作協力者がいる(デイブ以外)というネタやっていて、誰だろうと考えてたんですが・・・・・・・みえました。
コードネームPODAM系列の読売・日テレのスッキリ出演者のつぎの二名でしょう
加藤浩次・テリー伊藤
評論家クラスは「たかじん」レギュラー・準レギュラーは軒並みあやしいですね。
最近の宮崎哲也・・・長谷川幸洋・・・ドライブがかかり気味。勝谷さんがはずされたのは協力を拒んだからかもね。テレビは「信濃町ともだち教団」推奨とか、「電通」=「某国」推奨とか、汚染されまくって、石を投げたら「工作協力者」に当たるという惨状ですね。
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