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資金が詰まり始めた中国(売られる国債)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4574221.html
2013年11月18日 NEVADAブログ
中国の金融市場に緊張が高まっており、資金が凍り付いています。
10年国債利回りが急上昇してきており、4.6%にまで上昇し、2013年6月には2%程度でしたので、2倍以上に利回りが上昇していることになります。
この4.6%は過去最高水準(4.95%)に近い水準となっており、この売られる理由は「資金難」です。
今、中国の金融機関は理財商品等の償還の為に資金が必要となっており、金融機関は手持ちの国債を損を覚悟で売却していると言われているのです。
また、インフレが進んでおり、今の3%、4%の利回りでマイナス金利になりかねないために、国債を売却している金融機関も多いと言われています。
ところが、一時14%にまで暴騰した短期金利は殆ど変動しておらず4%台で安定しており、これをもって中国の金融市場は安定していると指摘する専門家もいますが、日経では以下のようなコメントを紹介しています。
『窓口指導で低く抑えているため、短期金利は実勢水準を全く反映していない』
抑えつけられた市場には必ず反動が訪れます。
日本国債市場も金曜日に売られていましたが、世界的に国債がじわりじわり売られており、金利が急騰・暴騰するリスクをはらんでおり、どこかで金融市場の均衡が崩れることになるはずです。
その時までは株は買われるでしょうが、一瞬で国債市場が崩れることが想定されており(週刊ダイヤモンド特集)、崩れてから動きましても、何の手当もできません。
現物資産移行にしましても、12月は殆どの取引が止まりますので、国債市場急変で現物資産を買いたいと思いましても、売り手の専門家が休暇に入っており、買いたくても買えない事態に陥りかねないのです。
ダイヤモンドも、今月末までの取引で事実上の取引が終わります。
なぜなら、業者の在庫が枯渇しており、売りたくても売る物がなく、ならば、今は買取のみを行い、年明け以降の価格上昇にかける方が、リスクも少なく、かつ利益も多くなります。
業者間取引専門のディーラーの利幅は今や30%を大きく超えてきており、今後、価格が上昇すれば、彼らの利幅が50%を超えることもあり得ますので、今慌てて売る必要がないのです。
ギャラリープレシャスとしましても、12月は手持ちの【プルーフ金貨】、【ダイヤモンド】は一旦アメリカに送り、
評価替えをすることにしており、事実上販売が出来ない状態になります。
レアコインショップでの販売は【ウルトラハイリリーフ】のみとなると思いますが、その【ウルトラハイリリーフ金貨】も、日々買取を行っておりますが、在庫が漸減してきており、このままいけば12月初めには枯渇することになり、販売が出来ない状態になりかねません。
*アンティーク稀少金貨の販売在庫は<5枚>もない状態になっており、これが消えますと販売は出来ない状態になります。
世界的に現物資産の在庫が減少しており、【絵画】も【ダイヤモンド】も【宝石】も【稀少金貨】も今の安い価格で売る人も少なっており、かつ今の安い価格で買い取った業者は、一夜にして3倍、4倍になる可能性を持っている市場では、売り必要もなく、そのまま保有し続けます。
以前、オークションで競り、最終的に見積もりの2倍で負けました【ルノワール】は当社が下りた価格の約4倍の価格でロンドンのディーラーが中国人に売却しておりましたが、このような事例が今、頻発しています。
素晴らしい現物を手に入れたディーラーは、いくらでも価格を提示できる時代になっているのです。
B級品、駄作は問題外ですが、ダイヤモンドであれば、【GIA鑑定、DーFL、タイプ2a】であれば、市場価格の2倍、3倍は当たり前の価格で売られており、そのうちに10倍以上の価格で取引がされるようになるかも知れません。
今、当社が買い集めています【パライバトルマリン】などは、1980年に市場に登場しました時は一カラット200ドル台でしたが、その後一気に10倍の2,000ドル台にまで上昇し、今や10万ドル台に突入してきています。
物凄い値上がりですが、良い物さえ入手出来れば、いくらでも価格を提示できる時代に入ってきているのです。
当社でも一カラット10万ドルでも購入したいと思っておりますが、良い売り物が全くなく、買いたくても買えない
のです。
いずれ一カラット100万ドルを突破することになるでしょうが、それでも鉱山が枯渇しており、新規供給がないために、価格はあってないような状態になるかも知れず、世界一高い宝石に登りつめることになるかも知れません。
一般人が想像も出来ない市場が現物市場ですが、中国の金融市場が危機的な状況に陥れば、資金が現物市場に流れ込みます。
ただ、買う物が限れている以上、殆どの人は逃げ遅れてその富を失うことになるはずです。
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