http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/837.html
Tweet |
株価がおかしい
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/e91d5b8fbcf04f4fb949dc032a499727
2013-11-17 01:02:45 ひょう吉の疑問
2013.11.17(日)
先週の株価の動きがおかしい。
一週間で1000円以上日経平均が高騰した。先週末金曜の終値は、15165円。約半年ぶりに15000円台を回復した。
その14時間後のアメリカのCME日経平均先物取引では、さらに高騰し終値は15315円。
この高値は、明日月曜日の始値に引き継がれるだろう。
証券会社は、今週はもっと値が上がるとホクホク顔だが、今の日経平均株価は99%ありえない数字だ。テクニカル指標であるボリンジャーバンドではすでに限界値を超えている。
何があったのだろうか。
11/7(木) ヨーロッパ中央銀行(ECB)が利下げを発表。
11/8(金) アメリカの雇用統計が予想以上に良好な発表。
11/15(金) イエレン次期FRB(アメリカの中央銀行)議長がアメリカ上院の公聴会で、量的金融緩和継続の方針を表明。
この間日本では企業の中間決算が発表されているが、大して好決算ではない。
それよりもむしろ、安倍内閣が提出した国家安全保障会議設置法案なるものが委員会を通過し、
さらにそれと抱き合わせるかのごとく、特定秘密保護法案が審議入りしている。
世間ではケネディー大統領の娘が駐日大使に決まり先週来日したことで騒いでいるが、それに合わせて元米駐日大使のシーファーは、日本に集団的自衛権の行使を強靭に求めている。
半年前の5月23日には、日本の株価は突然暴落した。それはアメリカのヘッジファンドの連中が株が吊り上がったところで一気に高値で売り抜けたからだ。
今回の株高も外国人の買いが入ったからだ。
アメリカのヘッジファンドの連中はまた同じことを狙っている。
11/7(木)のヨーロッパ中央銀行(ECB)が利下げを発表したことも、
11/8(金)のアメリカの雇用統計が予想以上に良好だったことも、
どちらも胡散臭い。
逆に言えばヨーロッパ経済は利下げをしなければならないほど悪いということだし、
アメリカは先月10月には政府機関が財政難で約3週間ストップしていた。
にもかかわらず雇用統計だけが良好だったということはいかにも嘘っぽい。
就職をあきらめて労働市場から退場した人が増えただけだ。
分母が小さくなれば雇用率は上昇する。まさに数字のトリックである。
これらを考えるとき、日本の株価がここまで急騰する材料はない。
財政難の中で多額の借金を抱えたアメリカの株価が史上最高値を連日更新していることも異常だ。
日本の株価が吊り上がってもどうせまたアメリカに持って行かれる。
日米間で何が起こっても特定秘密保護法案で機密情報は守られる。国民は何も知らないままどこかへ連れていかれる。
今の日本は変だ。
物価が上がったことを喜んでいる。何が嬉しいのか私にはわからない。
物価が上がれば給料が上がる? そんなことがあるはずがない。
騙されてはならない。
物価が上がり、
消費税が上がり、
株価を吊り上げていかにも景気がよさそうに見せかけているだけだ。
アメリカ政府とつるんだゴールドマンサックスの配下のヘッジファンドの連中が、アメリカのジャブジャブマネーを持て余して日本株を買っているだけだ。
長期で投資するつもりはない。短期の買いにすぎない。
株を吊り上げたところで高値で売り抜けるに決まっている。今の日本の株価は仕手株の高騰と同じだ。
アメリカは来年1月15日までに暫定予算にけりをつけなければならない。そのことでまた議会はもめる。
さらに翌月の2月7日には、またデフォルト危機がやってくる。債務上限を引き上げなければならない。そのことでもまたもめる。
今の日米両国の株高はこんな危機的状況の中で起こっていることである。
不自然極まりない。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。