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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE9AE08Q20131115
2013年 11月 16日 08:19 JST
[ニューヨーク 15日 ロイター] - 15日終盤のニューヨーク外為市場で、イエレン連邦準備理事会(FRB)副議長が前日の上院銀行委員会の指名公聴会でFRBが現在実施する景気刺激策の正当性を主張したことを受け、円が下落した。ドルは対ユーロで下落した。
イエレン氏は米経済が一段と力強さを増すまで緩和策を維持するとの立場を表明。これを受けリスク選好度が上昇し、低金利通貨である円が売られた。対ドルで約2カ月ぶりの安値を付けた。円は他の通貨に対しても下落し、対英ポンドでは約4年ぶり安値を更新した。
終盤の取引でドル/円は0.2%高の100.24円。週初からは1.1%高となり、ドルは対円で3週間連続で上昇した。ユーロ/円は0.5%高の135.27円と2週間ぶり高値を付けた。
ドルは対ユーロで下落。ユーロ/ドルは0.3%高の1.3494ドルとなった。
この日に発表された米経済指標では、10月の鉱工業生産指数が公益事業や鉱業の落ち込みが響き前月比0.1%低下。ただ、自動車部門の低下にもかかわらず製造業部門が3カ月連続で上昇したことで、経済が引き続き緩やかな成長軌道に乗っていることが示された。
バンク・オブ・ザ・ウエストのバイス・プレジデント、ショーン・コットン氏は、「米国では財政協議が難航したことと、労働市場で改善が見られないことで、経済成長が緩慢となっている。FRBが毎月の資産買い入れ規模を縮小しないのは、こうしたことが背景となっている」と説明。
同氏はこうしたなかドルの下落が拡大しているとし、「ドル安観測はFRBが見解を変えない限り継続する」とし、こうしたトレンドは来年3月まで続く可能性があるとの見方を示した。
ドル指数.DXYは0.2%低下の80.83。週初からは0.6%低下し、1週間の低下としては10月18日終了週以来の大きさとなった。
リスク選好度が上昇すると買われる傾向のある高金利通貨の豪ドルとニュージーランドドルは上昇。豪ドルは0.5%高の0.9368米ドル、NZドルは0.7%高の0.8330米ドルとなった。
ドル/円 終値 100.16/17
始値 100.29/31
前営業日終値 99.97/04
ユーロ/ドル 終値 1.3496/97
始値 1.3454/58
前営業日終値 1.3456/58
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