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ユーロ経済の回復(0.1%成長)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4572485.html
2013年11月15日 NEVADAブログ
ユーロ圏の経済成長が前期比0.1%成長した(前年同月比では+0,4%)と発表され、最悪期は終わったとの見方が出ていますが、ECBはデフレが進んでいることを理由に、金融緩和をさらに強化し、マイナス金利を導入するとみられています。
ここまで金融市場にお金をばらまき、そのうえで0.1%成長しかしないのです。
GDP成長をけん引しているのは、ドイツですが、それでも成長率は+0.3%です。
しかもここにきて成長率が落ちてきており、ピークが過ぎたとも言われており、10−12月期はマイナス成長を予想する専門家も出てきています。
また、一時プラス成長に戻りましたフランスが再度マイナス成長に戻っており(−0.1%)、イタリアは−0.1%となり、9期連続マイナス成長に沈んでいます。
ユーロ経済は今最悪期を脱したのではなく、底バイを続けており、ここで金融緩和を停止したりすれば、底抜けするリスクがあるとして、一段の金融緩和に踏み込むもので、とても回復とは言えません。
アメリカも雇用が不安として金融緩和を継続すると発表していますが、国債市場は殆ど反応しておらず、これは緊急利上げしましたインドネシアも同様です。
金融緩和をする、継続すると発表しましても、反応するのは株だけであり、為替・国債は反応しなくなってきており、
これはいずれ大きな反動として、金融市場に跳ね返ってきます。
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