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札束は袋に小分けに/(C)日刊ゲンダイ
横領金で資産4億円! ナニワ公務員の“スゴ腕”金融道
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2013年11月13日 日刊ゲンダイ
大したタマだ。生活保護費2億6600万円を横領して逮捕された大阪・河内長野市の元職員、宮本昌浩容疑者(43)のこと。何がすごいって、その“使い道”である。
「宮本の自宅からはポリ袋に入った約8000万円の札束、複数の銀行口座には1億2000万円が残っていました。そして、株式や投資信託に投じた金額は時価2億円超! すべてひっくるめると、金融資産は4億円を超える。車や不動産に投資した形跡はまったくなく、ひたすら着服金を増やしていた。年収は600万円ほどですから、着服金との差額はほぼ“含み益”とみられます」(捜査事情通)
01年から10年まで生活保護を担当する生活福祉課に在籍。残業してひとりになったすきに、庁内のATMで生活保護費を引き出していた。同僚や上司には「いつもよく働く」と一目置かれていたが、堂々と簡単にカネを引っ張り出せるなら、残業を買って出るのは当然か。
ATMの引き出しは、09年1月から約2年で1326回に上る。何回かに分けて少しずつカネを下ろしていたようだ。
ウラの顔は巨額横領犯でも、表の顔は良きパパだったらしい。同じ団地に住む住人が言う。
「市の職員らしくきちんとしていて、息子さんが通う小学校では、PTAの会長さん。休日には、息子さんとよく野球をしていました。奥さんとの関係もよく、暮らしぶりは質素。とても億単位のカネを動かすようには見えませんでした」
宮本は「幼いころは貧乏で、欲しいものが買えず、カネに対する執着心が生まれた」と供述。「カネさえあれば何とかなる」と思い、貯めるだけ貯めようと着服を重ねたという。
かくして、血税がかすめ取られたわけだが、カネが残っていたのは不幸中の幸い。全額回収できそうだが、差額の1億3400万円はどうなるか。
「弁済しなければならないのは、横領された約2億6600万円です。残りは手元に残ります」(日大名誉教授の板倉宏氏=刑法)
アベノミクスの恩恵をほとんど受けずに、ここまで利益を上げるとは……。シャバに出てきたら、このスゴ腕に国の年金も託してはどうか。
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