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やがて来る食糧難の時代!!心ある方々はサツマイモを植えよう!
http://cpt-hide-cook.seesaa.net/article/379993367.html
2013年11月12日 「日本人」の研究!
スーパー,コンビニ、食べ物があふれかえっている日本。
食べ放題のレストラン。テレビをつければギャル曽根のような
タレントがもてはやされている。
日本は、明らかに「「飽食」である。
歴史的にみても、これほど日本は
「飽食」の時代はなかった。
この日本でも、何度も飢餓があり、昔の莇生の人々の生活を
のぞいて見ると、カエルもフナもイナゴもスズメも、
周りに食べれるものは何でも食べたようだ。
今から30数年前、私が小学校のときに、近くの田んぼで
とってきた殿様ガエルを飼おうと思って、バケツに入れていたら、
その日の夜にはしっかりキツネ色になって
お皿の上に盛り付けられいた。
うちのおじいさんがニコニコしながら
「これ、おいしいぞ〜」と、言って私に食べるのを勧めてくれた。
食用ガエルではなく、それよりはるかに小ぶりな殿様ガエルまで、
食べてしまう、うちのおじいさん。
今思えば、すごいたくましさだ。
近くのどぶ池で釣ってきた小さなフナも、おじいさんは
器用にさばいて、煮て食べてしまった。
庭で買っていた鶏も、ある日おじいさんがその鶏の首根っこを捕まえて、
まな板の上で、包丁で首を切った。
その後その鶏は、動いていた。
今では、鶏肉はスパーでパックに包まれて、売られているが、
我々の世代では、なかなかそのようなことはできない。
今とはまるで違い、当時はそれだけ食べ物を得るのに苦労していたし、
常に空腹だった。
70代になるうちの親父の昔の思い出話というのは、そのほとんどが
食べ物にまつわる話だ。それだけ、食べることが楽しみであり、
今とは比較にならないくらい粗食であった。
こんな時代を経て、今の飽食の時代があり、歴史的に見ても
これな食べ物に囲まれた生活というのは、非常に稀なことである。
また、世界的に見ても、多くの人が飢えで苦しんでいる。
http://www.pideo.net/video/veoh/43714753713f36a0/
この上の動画は、少し前に放映されたNHKスペシャル
「世界同時食料危機 第一回アメリカ頼みの“食”が破綻する」だ。
日本にいると分からないがが、こ
今、世界は食料危機である。
この動画の中で語っていたが、近年、メキシコ、エジブトなど世界18カ国で、
穀物の高騰による暴動が起きた。
それも、ここ数十年、自国の農業を衰退させ、
アメリカ頼みの”食”に依存する国々だ。
「アメリカ発の食糧危機」と言える。
アメリカは世界最大の小麦、大豆、トウモロコシなどの
穀物輸出国。
トウモロコシで世界シェアの50%以上、大豆で約30%を占める。
この動画の中で出てくるアメリカのある農場主は、
「俺達が世界をくわせているんだ」
と、語っていた。
アメリカは、戦略的に、世界に穀物を売り込み、
今では多くの国が自国の農業を衰退させ、
アメリカに食料を依存させている。
そしてアメリカの穀物の企業は
「どこに送るのは市場が決めること。
我々は一番高いお金で買ってくれるところに
食料を送るだけさ〜」
と、、、。
市場原理主義社会であるのだから、当たり前のことであるが
買えない国は、死活問題となる。
ひとたび、穀物の値段が上がれば、多くの国は
それについてこれない。
それが、今では貧しい国だけではない。
比較的食料に満ち溢れていた、都会の中間層まで、
そのような現象が現れてきている。
「中国人に爆食」、「とうもろこしのエタノール化」。
この二つの要因で、近年、急激に穀物の値段が上がってきた。
さらに近年では、頻繁に異常気象により、旱魃により
穀物の生産高が乱高下する。
生命の源である食物も、今ではれっきとした「金融商品」であり、
商売の道具とされている。
「穀物が足らない」という不安があれば、一気に値が上がる。
そして、買えない国の人は飢えに苦しむ。
「世界的なグローバル化」と、「マネーの暴走」が
ここでも、世界の人々の生活を崩壊させる。
アメリカは、戦略的に、世界に穀物を輸出を伸ばしてきた。
安いうちはまだいい。
むしろ、安く売り、多くの地元に根ざした農業を駆逐していく。
グローバル化が進めば進むほど、メキシコのコーヒー、
インドネシアのパイナップルなど、
各国は自分たちで食べる食物を作ることをやめ、外貨を稼ぐ為、
輸出用のモノを自分たちの田畑で作るようになってしまった。
そして、過剰な農薬、化学肥料で、田畑がだめになるケースが多いと聞く。
そして、土地を離れ、多くの人が、都会近郊のスラム街へと
移り住むことになる。
これが、世界のグローバル化の流れ。
日本もけっして例外ではない。
農業がだめになれば、農業で生きている人たちは、
結局、都会周辺に出てくるしかない。
都会では、昔のように安定した職があればいいのだが、
今では、なかなか見つかるものではない。
そうなれば、都会でも失業者があふれ、ホームレス化が進むであろう。
田舎の農業がダメになり、多くの人が都会で、
家もなくさまよう。まったく、メキシコの例と同じ構造だ。
元農林水産大臣の山田正彦氏がこんなことを語っていた。
「報道ステーションでコメの減反政策を大胆に見直すことで
自民党では大筋合意されたと報道された。
(TPPで)いずれコメの関税が段階をおって撤廃されるので、
それに備えて強い農業づくりを目指すためだと言う。
分かりやすい。しかし企業型のコメ生産を日本で目指しても、
平地の農地では40hを集約するのがせいぜいで産業競争力会議でも
そのことを認めている。棚田の多い山村の農地は見むきもされない。
米国、オーストラリアの一戸あたり3000〜5000hとは桁が違う。
競争にならないのは目に見えている。
日本の農地の7割は中山間地域だ。それらの集落のほとんどでは
全体で10〜20hの水田しかない。自民党の農業政策は農山村を捨てて、
食料を米国に依存することを選択したのだ。
怒りがこみ上げてくる。…
もともと減反政策は私が農水相の時に減反に助成金を出すのを
止めて飼料米、大豆、麦などに所得補償して自給率を上げる方向に
転換したばかりだ」
と、、、、。
http://cpt-hide-cook.up.n.seesaa.net/cpt-hide-cook/image/CIMG6513-thumbnail2.JPG?d=a2
http://cpt-hide-cook.up.n.seesaa.net/cpt-hide-cook/image/CIMG6540-thumbnail2.JPG?d=a3
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今の政府の方針では、このような美しい棚田を含め、
日本の農業が壊滅的にやられてしまう。
各都道府県が、TPPによる影響を各都道府県ごとに出したが、
ほとんどが壊滅的な打撃をうけることになる。
アメリカは、非常に巧妙だ。巧みに各国の農業を根枯れさせ、
自国の農産物に依存させる。
カリフォルニアにせよ、オーストラリアにせよ、大変な乾燥地帯だ。
そこで、水がたくさん必要な稲作をやっている。
非常に、反自然的な農業といえる。
オーストラリアでは、地下水をくみ上げすぎて、塩害が起こり、
カルフォルニアでは、はるか彼方のロッキー山脈から、水を運び、
稲作を行っている。アメリカでは、最近では異常気象により、
頻繁に旱魃が起きている。
そんなところに日本の食糧を依存するというのだろうか。
農業輸出国のアメリカでは、食糧というのは、戦略物資であり、
手厚い戸別補償制度と似たような手厚い補助が直接
農家になされている。
それを抜きにすれば、米などは日本とそれほど変わらない価格らしい。
そんな中で、日本と関税撤廃により、TPPにより自由競争ということ
になるという。
明らかにフェアーではないが、歴史を見れがそれがアメリカンスタイル。
自由、平等、門戸開放をうたいながら、平気で自国の利益を最優先させるような
ことを突きつけてくる。
TPPなど、その際たる例であり、これは国が
アメリカの企業に国が丸ごと呑み込まれるような条約だ。
明らかに、山田氏が言うように、日本の農業が駆逐され、
食糧をアメリカに依存することになる。
世界では、アメリカに依存する国々が食糧難に陥っているのに、、、。
これだけ不安定な世界経済の中で、今後日本の経済がどうなるのか、
まったく分からない。
むしろ、今までのように車が売れるのか?今までのように電化製品を
売り続けることが出来るのか?
お金がなければ、外国から食糧を買えなくなるし、
世界では食糧の奪い合いの時代がすぐそこまで来ている。
多くの日本人が、ピンとこないであろうが、
そうなれば、「飢餓」というのが現実味を帯びてくる。
飢餓など、この日本には歴史上何度も起きていることであり、
その時代より、はるかに人口が増えている。
これだけ国土の狭いところで、1億3000万人も人々を
どのように、食わせていくのか。
一度、飢餓にでもなれば、その被害とは相当なモノになるであろう。
なげいていてもしょうがない。現実を直視しなくてはならない。
そして、四方八方生きる知恵を探りながら、何とか生活していかなくては
ならない。
それでは、一度飢餓になれば、歴史上どのようにそれをしのいだのか、
しっかりと学ぶ必要がある。
その一つが、サツマイモである。
昔の民俗誌を見ると、餓えのしのぐにはサツマイモが一番だ。
戦時中も、サツマイモを多く植えた。
さらに薩摩藩は、何度もサツマイモで飢餓を乗り越えた。
私も、百姓の家の子せがれであるが、まともにサツマイモを作った経験がない。
今のうちによく研究しておこうと思う。
また、田畑だけでなく、いろんなところにサツマイモを植えてみて、
試してみる。
砂が多いところ、粘土質のところ、河川敷、道端、どてなどなど、
食糧難となれば、ありとあらゆるところで、イモを植える必要がある。
さらに、保存の仕方、肥のやり方などなども、来年こそはやってみようと思う。
世界を見ても、日本の歴史を見ても、この日本の「飽食」という
現実が、けっして当たり前のことではない。
むしろ、「稀」なことである。
心ある方々、どうかサツマイモを植えましょう。
また、学校教育で、サツマイモを植える体験をさせるのも
いいかもしれない。
戦後から続く、豊かな生活が当たり前ではない。
どんな苦しい未来が来るかわからない時代に、
次の世代にも、生きる知恵を身に付けさせたいモノだ。
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