ニューヨーク（ブロードウエービジネスの不振）
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4569692.html
2013年11月10日　NEVADAブログ

ニューヨークのブロードウエーが一層の不振に苦しんでおり、同じ劇場で長年演じられてきていました【マンマミア】が移転させられており、来年３月にはそこで【ロッキー】が演じられることになったと張り出されています。

【マンマミア】は、【オペラ座の怪人】と並ぶロングランであり、ブロードウエーを代表するミュージカルとなっていますが、その一つが移転となり、このままいけば、【オペラ座の怪人】もどうなるかわかりません。

不動産・株式バブルに沸くニューヨークですが、年収で＄１００，０００以下のニューヨーカーは一人１００ドル以上するチケット代が負担となっているのですが、旅行者は半額で買えるブースにも列を作っていません。

今や安くしましても、生活が苦しくなってきているニューヨーカーが増えており、また旅行者もレストランで食事する者が減り、マクドナルド等で簡単に済ます者が増えてきており、消費しなくなってきており、このような者には例え半額でも高いとなってきているのです。

株式市場や経済指標を見れば経済は好調ですが、ワールドレポートにて解説しました通り、実際の失業率は１１％を超えており、更に仕事についている者も収入は少なく、満足した生活を送れていません。

次第に生活苦に追い込まれるアメリカ人が増えてきており、ここで来年からオバマケアが始まれば、一層生活苦に陥るアメリカ人が増えます。

バルチモアも店が閉まり、ホームレスが急増しており、物乞いもあちらこちらに出ており、どこが経済が良いのかと思える程でしたが、これら統計に現れない実体を見れば、アメリカ経済は今後本格的なデフレに直面することになるはずです。

ブロードウエーを見ればアメリカの経済がよくわかるとも言われていましたが、ブロードウエーを見る限り、今やアメリカ経済は不況に入っていると言えます。

コメント
01. 2013年11月10日 17:58:03 : KOuPsoorRU もうアメリカは完全な博打経済の国ですね。移民の国だから今までは人が流入していたが今後はアメリカから流出するようになるのではないでしょうか。日本は国やメディアが今でもアメリカンドリームを夢見ており国民はいまだアメリカに憧れています。象徴的なのが小泉がアメリカと仲良くしていさえすれば経済も外交も全てうまく行くと公言していたことです。本当にそうでしょうか。最近どうも雲行きが怪しくなってきているようです。そう言うとアメリカの株価を見よ急騰しているではないかアメリカはすばらしいと反論されます。強力なアメリカだから一度日本あたりがドル売りに出たら結果どうなるか試してみてはいかがでしょう。
02. 2013年11月10日 18:10:05 : BDDFeQHT6I 景気が良いのはＱＥとか言って無尽蔵に金を貸す金貸しが常駐しているバクチ場のニューヨーク証券取引所だけ、金も原油も実態経済と結びついているので下落一方、実態経済と何の関係も無い株式だけが好調なのはもうアメリカには国民経済と呼べるような実態が無いからだろう。

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