http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/702.html
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リニア新幹線について環境影響評価の説明会が10月中に何回か開かれたが、「電磁波は国際基準以下で大丈夫」「地震は地下なので大丈夫」「大丈夫でないならアセス書に書ける訳が無い」などガス抜きにもならない答弁だった。
地デジ大マスコミには「早く請い乞い夢の新幹線」報道が目立つが。国の中央を縦貫するトンネルの環境影響を冷静に判断すれば、来年度着工など時期尚早なのは明白だ。
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リニア計画「やり直しを」 自然保護協会、JRに意見書
11月05日(火)
http://www.shinmai.co.jp/news/20131105/KT131104ATI090004000.php
リニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書について、日本自然保護協会(東京)は4日、東京―名古屋の建設計画をいったん凍結し、路線など事業位置の再検討を含め、手続きをやり直すよう求める意見書をJR東海に郵送した。希少動植物の保全方法や地下水への影響回避、残土処理計画に問題点があると指摘。路線が多くの活断層を横断するのは「人命を軽視した計画」とし、南アルプスの隆起による影響はないとした準備書資料についても、「科学的に誤った評価と言わざるを得ない」とした。
意見書は、路線が糸魚川―静岡、中央、伊那谷など多くの断層帯を横切る形で計画されていることについて、活断層は「数メートル規模で動く可能性がある」と記載。走行中にトンネルが被災することも想定した計画とするべきだと主張している。
JR東海の準備書資料は、南アの隆起量を「1年間でおおむね1〜4ミリ」とし、南アを貫く長大トンネルに「影響を与えるような状況は考えられない」としている。これに対し、同協会は、地表面の浸食を考慮した数値「年間4〜6ミリ」の隆起量で評価するべきだと指摘。「南アの地殻変動量は場所による違いが大きく、トンネルが破壊される危険を有している」とした。
オオタカの営巣への影響低減策として掲げた人工的な代替巣を設置に対しては「評価が確立されていない方法で、科学的に妥当でない」と主張した。静岡県側では事後調査の対象としているイヌワシについて、長野県側でも繁殖が確認されており、県境にとらわれずに同様に対象とすべきだとした。
トンネル掘削が地下水に与える影響についても、山梨実験線(山梨県)延伸工事で起きた水枯れ問題の検証をしていないとした。トンネル工事などから発生する残土の置き場は、静岡県内では示されているが、地形・地質学的に災害の要因になりかねないと強調。場所が具体化されていない長野県内なども早急に具体化するように求めた。
同協会理事長の亀山章・東京農工大名誉教授(造園学)は、準備書の長野県内分を審議して知事に意見する県環境影響評価技術委員会の委員長も務める。亀山氏は「技術委は各委員の意見を聞き、取りまとめる」とし、同協会理事長の立場とは区別して対応する姿勢を示している。
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- Re: リニア計画「やり直しを」 自然保護協会、JRに意見書(アワセスメントに反論!?) 戦争とはこういう物 2013/11/09 16:44:20
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