http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/701.html
Tweet |
「LCCらしく低コストですが」と笑いながら、初便に搭乗するゲストに香港のショウガ風味の飴を手渡す香港エクスプレスPRのケイリーさん
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20131109/ecn1311091230000-n1.htm
2013.11.09
香港で初めてのLCC(格安航空会社)となる香港エクスプレスが、11月7日、香港?羽田線を就航した。1日1往復のデイリー運航で、タイムテーブルは、羽田を深夜1時30分に出発して、香港に早朝5時25分に到着。復路は、香港を19時05分に出発して、深夜0時30分に到着する。羽田に深夜0時30分に到着しても、電車やバスなどの公共交通機関は、すべて運転を終了している。どうやって帰宅するかという悩みはあるが、夕方まで香港にいられるのはうれしい。11月7日木曜日深夜(日付は明けて8日)、香港へ折り返すUO663便に搭乗した。(フリーライター 江藤詩文/産経デジタル)
気になる運賃は、片道1万2700円から。現在のところ、日本発着便の航空券には、機内預け手荷物(20キロ・1個)の料金が、あらかじめ含まれている。
運行機材はエアバスA320型機で、通路を挟んで3席ずつ、1列に6席が配置されている。エコノミークラスのみ全174席で、最前列と非常口付近に、足元が広い「スイート・シート」が18席あり、チェックインカウンターで2000円支払えば座席指定できる。
普通席のシートピッチは、平均30インチ(約76センチ)。日本のLCCより1列減らしてシートピッチを広げたそうで、身長171センチのわたしでも、快適とまでは言わないが、香港まで約4時間半ならさほど苦にならなかった。女性にも好まれるデザインを心がけたシートは、「福」の刺繍が控えめにほどこされた、中国らしいファブリックが使われている。エンターテインメントは有料サービスも含めていっさい用意がなく、座席背面に収納された折りたたみテーブルがあるのみだ。
この日の搭乗率は91%。日本人と香港人のほか、中国、東南アジア、インド、西洋と、乗客は多国籍だ。なかでも目立っていたのは南アフリカ人のにぎやかな4人組。日本に長期滞在中だが、「安かったから」1泊2日での香港旅行を思いついたそう。LCCならではの、さまざまな旅行者が生まれそうだ。日本人旅行者は、木曜日はフルタイムで仕事をして金曜日に有給をとり、香港に2泊して羽田で夜を明かし、そのまま仕事に行くというというタフな人や、12時間1本勝負・屋台を食べ歩いて日帰りするというツワモノも。
香港で1日をフルに遊び尽くすため、機内では眠っている人が多いが、有料で機内食サービスもある。機内食の事前予約はできず、搭乗後に注文して支払いをする。日本円の紙幣も使えるが、おつりは香港ドルのみだ。温かいミールは5種類。ほかにカップ麺やスナック菓子、アルコール飲料もあった。
いちばん人気でおすすめは、香港らしい飲茶セット(60香港ドル=約845円)だが、香港発羽田行きで完売していた。これは明日帰国する機内で楽しみたいと思う。
■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、msn産経ニュースなどで「江藤詩文の世界鉄道旅 」、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。