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星野監督の背番号にちなんだセールだったが…/(C)日刊ゲンダイ
iPhoneが43万円!? 食材の次は「割引偽装」…巷にはびこる狡猾手口
http://gendai.net/articles/view/life/145775
2013年11月8日 日刊ゲンダイ
食材偽装の次は“割引偽装”だ。
「77%引き」をうたった楽天市場の日本シリーズ優勝セール(3〜7日)では二十数店舗、約1000商品に不当表示の可能性があったという。
10個2600円の抹茶シュークリームを1万2000円と表示、それを77%引きの2600円で販売。「iPhone4S」の通常価格を43万円超なんて偽っていた。
これでバレないと思う方がどうかしているが、市価で10枚9800円のスルメイカに2倍近い値をつけ、それを値引きして客を釣っていた店舗もあった。これは買ってしまうかもしれない。
楽天の三木谷浩史社長は7日の会見で、「正式な日本一セールは厳正な審査をしていた。それに便乗する“勝手セール”をやっている店舗があって、現在調査中」なんて言い訳していたが、勝手セールがまかり通ってしまったことが問題じゃないか。
もちろん消費者も割引偽装に騙(だま)されない確かな目を持つ必要がある。楽天のゴタゴタ以上に、巧妙な割引偽装が巷で横行しているのだ。アパレル業界関係者が明かす。
「ある高級ブランドの話ですが、中国で安く作らせた服をイタリアに持っていき、そこでタグをつけてイタリア製にする。いったんお高い“イタリア価格”にしてから割り引いて、お得感を演出するんです。他にも、たとえば一般的なブランド服の原価率は30%ですが、アウトレット向け商品は15%まで削り、それで大幅値引きを演出している場合があります」
景品表示法に引っかからないよう、通常価格で店舗に出してからアウトレットに安く回す。何も知らない消費者は、安かろう悪かろうをつかまされるというわけ。
「型落ちして大量に余ったブランド眼鏡を二束三文で購入し、それを見せかけの激安価格で売るなんてケースも。フランスで数百円で買いつけたアクセサリーに10倍以上の値をつけ、5割引きで販売している業者なんてザラです」(商社マン)
日本の“おもてなしの心”は、どこに消えてしまったのか。
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