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老舗の日本橋高島屋でも発覚した虚偽表示。何を信じればいいのか
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131106/dms1311061531013-n1.htm
2013.11.06
食材偽装が止まらない。ニセ車エビに始まり、カニの産地偽装、ステーキに至っては牛脂注入の加工肉。普段なら切り詰めるところを息子やカミさんの誕生日だからと奮発したお父さんにとっては「ふざけるな」の一言もいいたくなる。有名ホテルに名門百貨店、今度はどこの業界か。いらだちは募るばかりだ。
日本を代表する百貨店が偽装まみれ。もはやどこでも…とあきらめた方がいいのかもしれない。
高島屋は5日、表示と異なる材料を使った食品計62品目を提供していたと明らかにした。食材偽装が発覚したのは日本橋(東京)、横浜の各店と岡山高島屋(岡山)、新宿高島屋レストランズパーク(東京)、タカシマヤフードメゾン新横浜店(横浜)、子会社が運営する柏高島屋ステーションモール(千葉)。
期間は2004年4月から13年11月1日までで、主に「車海老のテリーヌ」の材料にブラックタイガー、「ステーキ」と表示する肉に牛脂を注入した加工肉を使った例があったという。中でもタカシマヤフードメゾン新横浜店の「銀泉亭」では、「牛ステーキとフォアグラのスタミナ重」で牛脂加工肉を使い、岡山店の「ファミリーローズ」では「サーロインステーキ」として加工肉を出していた。
このほか大丸松坂屋百貨店、小田急百貨店などでも偽装が発覚。ホテル京阪(大阪)と京都タワー(京都)も5日、それぞれが経営する計6ホテルで牛脂の加工肉を「ステーキ」などとして提供していたと発表した。
専門家も怒り心頭だ。
経済アナリストで獨協大教授の森永卓郎氏は「牛脂注入肉をステーキに偽装する手法は、昔から業界で頻繁に行われていた。大手だから安心とはならない。今回発覚したのは氷山の一角で、きちんと調査すれば、ものすごい数の偽装が出てくるだろう」と指摘し、こう続ける。
「企業の姿勢も問題だが、ブランド信仰が根強い半面、安さを追い求める我々の矛盾した姿勢も見直すべきかもしれない。ブランドの冠があっても安ければ、それなりの材料。物事の本質を見極める目が必要だ」
阪急阪神ホテルズの不祥事を契機にあれよあれよと判明する食材偽装。
森永氏は「まるで談合でもしているかのようだ。『どさくさ紛れでこっそり発表してしまおう』という意図が透けてみえる。どこも偽装の内容はほとんど同じなのに、阪急阪神は社長辞任に追い込まれたのに対し、他のホテルは数に紛れて適正な処分が行われたとは言い難い。追及すべきは問題を生み出した原因。スケープゴートを生み出してもしようがない」と話している。
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