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カルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20131102/ecn1311021446001-n1.htm
2013.11.02
日産自動車は1日、経営体制を刷新した。カルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO、59)はトップにとどまり、ナンバー2のクビをすげ替えた。昨年来の円安で自動車メーカー各社が復活しつつあるなか、日産は大幅な業績下方修正で「独り負け」状態にある。カリスマ経営者の引き際が問われそうだ。
「ゴーン社長、重大発表か」。1日午後、海外メディアがこう報じると、日産の株価は急落し、日産による買収が発表されるとの観測から三菱自動車の株価が急騰した。実際の発表内容は違ったが、ある意味、もっと深刻な事態だった。
新興国と欧州の販売不振で、日産の2014年3月期の最終利益は従来予想の4200億円から3550億円に下方修正し、世界販売台数見通しも10万台少ない520万台に変更した。
05年からCOOを務め、次期社長の本命だった志賀俊之氏(60)が代表権のある副会長に退き、西川(さいかわ)広人副社長(59)がナンバー2に。COOの職務は、西川氏以下3人が分け合う形となった。
ゴーン氏は記者会見で「(人事は)懲罰ではない。経営会議の平均年齢が高すぎるからだ」といい、自身の進退は「株主が決めること」とかわした。ちなみに日産株の4割超を握るのはフランスのルノーで、その会長兼CEOもゴーン氏だ。
日産のCOO職は廃止されたが、ルノーも業績不振でCOOが退任している。「トップに権限を集中させて危機を乗り切る手法が、今後も通用するかどうかは不透明だ」(国内証券アナリスト)との懸念もある。
会見で「日本には“晩節を汚す”という言葉もある」と質問されたゴーン氏。後継者育成というコミットメント(必達目標)を達成できるのか。
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