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日産(減益と税金) (NEVADAブログ) 
http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/572.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 01 日 21:56:01: igsppGRN/E9PQ
 

日産(減益と税金)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4564372.html
2013年11月01日 NEVADAブログ


日産は、26年3月期第2四半期は、円安にもかかわらず、2.6%営業減益、9.6%経常減益になったと発表しています。

26年3月期第2四半期 
売上    4兆7562億円(+17%) *これはほぼ円安分だけ増えている勘定になります。
営業利益   2,219億円(−2.6%) 
経常利益   2,312億円(−9.6%)
純益      1,898億円(+6.8%)

26年通期

売上    10兆1900億円(+16.6%)
営業利益  4,900億円(+11.7%)
経常利益  5,150億円(+2.1%)
純益     3,550億円(+4.1%)

売上が16.6%増加しますが、経常利益はわずか2.1%しか増加せず、ほぼ横ばいか円高にむかえば減益になる可能性すらある内容になっています。

日産はタイ等で生産した車を日本に輸入しており、円安効果より円安が利益を圧迫させる構造になっていると
言えます。

また、新興国での販売が減速すると発表しており、この新興国次第では、大幅な減益になるかも知れません。

 

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コメント
 
01. 2013年11月02日 06:49:55 : BDDFeQHT6I
営業利益より経常利益が多い、この会社は何をする会社なんだ。

02. 2013年11月02日 10:32:31 : RMDAfQsg9U
日産は昔はトヨタより売り上げが多い日本一の自動車メーカーだった、

今はスズキより国内販売台数は少ないらしい。まあスズキは軽が多いので売り上げはそこまで落ちてないだろうが。

金、カネ、利益、儲け ばかりでやってきた結果かも。


03. 2013年11月02日 20:42:38 : DuP9JLTVbc
日産自動車は1960年代の、自動車メーカー資本自由化の際に名門プリンス自動車を吸収合併している。外資の攻勢を前に民族資本を防衛しなければならないと言う事で、トヨタ自動車はダイハツ、日野自動車と資本提携した。この時に日野自動車は乗用車から撤退した。これらがトヨタグループを形成している。これに続く第三勢力として、いすゞ・三菱重工自動車部門・富士重工を合併させるIMF構想と言うのがあった。これは失敗している。(中島飛行機の後継メーカーである富士重工が、ライバルの三菱重工と合併するのに反対したらしい。)

日産自動車はIMF構想を断念した富士重工を取り込み、自らのグループに組み込んだ。だが日産との提携はうまくいかず、富士重工は1980年代にGMグループのいすゞ、スズキと提携する。しかしGMが経営不振でいすゞ株とスズキ株を売却して日本から撤退したためにグループは瓦解し、富士重工はいすゞ共々、トヨタグループに接近することになる。

日産自動車は折角、機械作りのうまい富士重工を手にしながら、そのメリットを生かすことなく、何の成果も生むことなく逃げられてしまったのである。彼らは日産パルサーの委託生産に使われただけだったのである。それに比べ、トヨタは富士重工の水平対抗エンジンを活用してスポーツカーを開発させた。これこそ、富士重工も満足する提携である。

日産自動車はトヨタより海外進出は早く、1980年代にはオーストラリアでの現地生産、イタリアのアルファ・ロメオとの共同生産を打ち出して、慎重派のトヨタを完全にリードしていた。ところが最後は、どちらも悲惨な目にあって撤退してしまうのである。イタリアのアルファ・ロメオの救済を目的とした共同生産は、肝心の生産車が売れず、これに不満のイタリア政府は、日産に秘密にした上でアルファ・ロメオのフィアットへの売却を決断した。日産自動車はイタリア政府に相手にもされなかったのだ。

オーストラリアでも日産自動車の製品は販売不振で、1980年代後半にスカイラインをベースにしたピンターラを現地生産したが完全な不人気に終わった。日産自動車はオーストラリアで直列6気筒エンジンを現地生産するために巨額の投資を行ったが、これが完全に外れたのだ。このピンターラと言う自動車。全長が長い割に室内は狭く、これでは大柄なオージーには我慢せよと言うに等しい。そういえば現地生産していたパルサーも室内が狭かった。

あまりの不人気で日産自動車は現地生産から撤退したが、ウルグアイ・ラウンド以前の、高関税で自国の自動車産業を保護していた時代なのに撤退していたのである。三菱自動車の撤退は惜しまれたからか、オーストラリアでの現在の同社のシェアは高い。タイで生産しているミラージュやパジェロ・スポーツがよく売れている。しかし日産を見る目は冷たい。そのため、同社のオーストラリアでのシェアは高くない。

日産ピンターラが生産中止になってから20年以上になるが、生き残った同車に以前乗る機会があったので書くけど、これに乗ると日産車がいかにダメダメか分かる。日産自動車の経営陣が自らの都合をユーザーに押し付けているからだ。三菱自動車は、前輪駆動に転換したギャラン・シグマをオーストラリアで生産する上で、日本仕様のままでは幅が狭いと、日本仕様の1,675mmの全幅を1,775mmに拡幅して現地生産した。これが大当たりで、三菱自動車は1980年代中ごろに売り上げを大きく伸ばした。

日産自動車はスカイラインを現地生産化する上で、このような車体の改変を全く行わず、日本仕様の1,695mmのままで生産したのである。これに対し、ライバルのフォード・ファルコンは1,860mmもあるのだ。狭くて天井も低いスカイラインを大柄なオージー相手に押し付けても拒否されるだけだ。オーストラリア人でない外人妻も身長が180cmあるが、後席で座ったところ、膝が前席に当たって窮屈で困っていた。

当時の日産自動車は、スカイラインにしてもローレル、レパード、セドリックでも、やたらボンネットが長く、全長の割にホイールベースが短い傾向があったから、どれも室内が狭かった。どう言う了見で自動車を設計しているのか、理解できないところがあった。この傾向はゴーンになっても、それほど変わっていないように見える。


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