http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/568.html
Tweet |
パナソニックの利益の中身は?
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4564359.html
2013年11月01日 NEVADAブログ
パナソニックの決算が発表され増額修正ということで株価も買われていますが、では以下の数字はどう読めばよいのでしょうか?
26年3月期第2四半期 税引き前利益 207,405(百万円)
26年度通期の予想 税引き前利益 210,000(百万円)
この予想を読めば、【パナソニック】の下期(10月から3月末)の利益は「ゼロ」となります。
売り上げは3.7兆円から7.4兆円へ3.7兆円増えており、営業利益も1458億円から2700億円へ1242億円増えています。
にもかかわらず、税引き前利益が増えていないのはどうしてでしょうか>
また、798億円を年金制度改革に伴う営業外収益と計上しており、この分が「かさ上げ」されています、
また、営業利益2700億円で税引き利益が2100億円ということは、普通の企業なら税金を払いますので、このような数字はあり得ず、繰り越し欠損金があるために、事実上無税となっており、その分「かさ上げ」されていることになります。
もし、普通の企業並みの税金を払えば、税引き前利益は1300億円程になり、一株当たり利益も20円を下回り、株価1000円などあり得ない高株価となります。
パナソニックの決算は三洋電機買収の影響で外部から見難くなっているのは事実ですが、それでも上記の通り、決算短信を読めば、色々報道では伝えられない事がわかります。
勿論、最悪期は脱したのでしょうが、今の巨体を維持するだけの利益を稼げるかとなれば、すでに経済がピークをうっている今、難しいと言えます。
相当な部門閉鎖・人員削減をしないと継続的な利益を上げることは出来ないはずであり、経営者もそれを理解しているようであり、今後、どのようなリストラが見られるか、注目するべきと言えます。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。