http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/566.html
Tweet |
再度の減額修正に追い込まれたソニー
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4564220.html
2013年11月01日 NEVADAブログ
ソニーは2014年3月期の決算を下方修正し、純利益を30.3%減少の300億円にしています。
従来は16%増加の500億円としていましたので、激変となりますが、問題は収益面で円安効果が全くない状態になっていることです。
売上高は13.2%増加の7兆7000億円(従来予想に比べ2000億円減額)、営業利益は26.1%減少の1700億円(従来に比べ600億円減少)となっており、円安で売り上げは水膨れしていますが、収益が伴っておらず、円安効果を除けば、実際には赤字になっているとも言える内容になっているのです。
部門別では、テレビの販売台数は1500万台から100万台減額の1400万台に修正していますが、8月には
1600万台から1500万台に減額しており、これで2期連続で減額修正したことになります。
そして問題は収益です。
4−6月期は52億円の<黒字>でしたが、7−9月期は93億円の<赤字>に転落しており、今後黒字にすると述べていますが、果たして可能でしょうか?
パソコン分野は一年前は760万台でしたが、620万台に修正していましたが、今回580万台に更に減額しており、早晩、人員削減や撤退も視野に入れた構造改革が早急に実施されることになります。
今まで、ソニーはニューヨークのランドマーク的不動産であったビルも売却し利益を上げてきており(しかも営業損益に不動産・株式売却益を入れてきていました)、今や売るものがない状態になってきており、今後、収益源の映画部門を売却し、数千億円の現金を手にすることもあり得ますが、そうなれば収益源を失い、社員のほとんどを解雇し、【ソニー】は事実上消滅することになり兼ねません。
7兆円を超える売り上げをあげていながら営業利益が1700億円しかなく、最終損益が300億円しかない状態を今のままで維持できるものではなく、1兆円を超える負債があるソニーであり、今の人員を早急に30%以上削減し、赤字分野を閉鎖するという荒業を実施しませんと、ソニーは生き残れないと言えます
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。