http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/545.html
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医療保険会社のセールスマンに成り下がったオバマ大統領だが、既保険加入者がより“高額”の医療保険に転換しなければならない仕組みまで用意していたのだから開いた口がふさがらない。
自営業など、すでに医療保険に加入しているひとも、保険料をできるだけ抑えようと、カバー範囲を限定的にしているケースが多い。
オバマ大統領は、オバマケアの導入に当たって、高額の医療保険に加入を強いられるという危惧に対し、「かかっている医者や契約している医療保険はそのまま維持できる」と約束してきた。
相次いでいるという保険会社からの解約通知は、保険料が月額100ドル未満の医療保険で、オバマケアの条件を満たすためには、保険料が2、3倍にもなる200ドル程度の医療保険に契約しなければならないという。(オバマケアの保険市場で契約すれば、もっと安く済むはず)
オバマケアの保険市場(オンライン保険登録サイト)も、4億ドル(400億円)近くもの開発費をかけながら、アクセスできなかったり、フリーズで手続きができないひとが頻発しているという。
今週号の「ニューズウィーク日本版」によれば、「システムの根幹部分のテストが行われたのは稼働の1週間前」、「手順に従って登録できるかどうかのテストは9月末の時点でもまったく行われていなかった」、「シミュレーションテストでは、たった数百人がログインしただけでシステムダウン」にもかかわらず、「オバマ政権は予定どおり稼働を強行。10月1日に登録受け付けが開始されると、その直後の午前12時を少し回った時点であえなくサイトはクラッシュした」という。
アメリカ国民は、医療保険会社やシステム開発会社に国民のお金を“過剰”に配るとんでもない“リベラルな黒人”大統領を選出したものである。
※ 参照投稿
「連邦政府機関閉鎖の原因ともなった「オバマケア」の内実:連邦政府が医療保険会社の商品を“押し売り”するという稀代の悪政」
http://www.asyura2.com/13/hasan82/msg/872.html
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オバマケアに新たな火種、現行保険契約の解約迫られる例相次ぐ
2013年 10月 30日 10:26 JST
[ワシントン 29日 ロイター] -オバマ米大統領の看板政策、医療保険改革法(オバマケア)をめぐる混乱が広がっている。現在加入している保険が同法で定める条件を満たさないとして、保険会社から解約通知を受ける例が相次いでいるためだ。
オバマ大統領はこれまで、オバマケアの下でも、加入済みの保険は継続できると約束していた。大統領の説明は国民に誤解を与えたと批判の声も上がっており、保険の比較・申し込みを行うポータルサイトの不具合に加えて、オバマ大統領にとっては新たな頭痛の種になりそうだ。
保険の解約に直面しているのは主に自営業者で、雇用主や政府を通じてではなく個人で保険に加入している国民。現在加入している保険がオバマケアで規定されている予防医療やメンタルヘルスなど「必須の」サービスをカバーしていない場合、解約を迫られる恐れがあるという。
オバマ大統領は、医療保険改革への支持を訴えていた2009年当時、現在の主治医や保険を維持することも可能、と繰り返し説明していた。最近では今年3月にも、オバマ大統領は同内容の発言をしている。
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE99T01520131030?rpc=188
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オバマケア・システム障害の責任負う、試行期間不十分=米厚生長官
2013年 10月 31日 00:35 JST
[ワシントン 30日 ロイター] -セベリウス米厚生長官は30日、医療保険改革法(オバマケア)の核心であるオンライン保険購入システムに不具合が発生している問題について、責任は自身にあるとの考えを示した。
長官は下院エネルギー・商業委員会の公聴会で「混乱の責任はわたしにある」と言明。システムを統括するメディケア・メディケイド・サービス・センター(CMS)のスナイダー最高執行責任者(COO)がサイトのシステム統合を担当していたが、同氏は責任を問われるべきでないとの認識を示した。
長官は、2週間という期間はサイト全体の試行を実施するには十分ではなかったと指摘。構成する機能の試行と検証は全て行われたものの、統合されたのは9月下旬だったと指摘。「隅々まで徹底した試行は実施できなかった」と述べ、複雑に統合されたウェブサイトの導入にリスクが伴うことは「誰もが」懸念していた、と語った。
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE99T01I20131030?rpc=188
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