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ホープだった/(C)日刊ゲンダイ
嫉妬による内部リークか…阪急阪神ホテルズ社長のスピード出世と転落
http://gendai.net/articles/view/news/145538
2013年10月29日 日刊ゲンダイ
<慶大経卒、40代で取締役のホープ>
阪急阪神ホテルズの出崎弘社長(55)が28日、メニューの偽装を認めて引責辞任することを表明した(11月1日付)。
24日の会見では、メニュー偽装を「誤表示」と強弁していたが、記者たちには「(誤表示と言い張るには)無理筋だった」と弱音を吐いていた。
その出崎社長だが、先の会見以降、ネット上で集中砲火を浴びていた。「なにニタニタしながら謝ってんだよ!」「おまえのほうが謝罪偽装だ」と、まさにみのもんた以上の叩かれぶりだった。
関西在住で「人に好かれる話し方」の著者・高津和彦氏(大阪工業大学客員教授)がこう言う。
「エリートで頭のいい人なのでしょうが、スラスラと説明しすぎたし、会見の出崎社長は、顔の表情がまったく変わらなかった。唇を噛んだり、もう少し人間味を出していれば、その先の展開も変わっていたかもしれません」
出崎社長とはどんな人物なのか。慶応大学経済卒で、80年に阪急電鉄に入社。45歳で宝塚総支配人になり、一時低迷していた宝塚歌劇人気を復活させ、東京宝塚劇場のリニューアルにも成功。気さくな人柄で女優にも人気があるという。
その功績が認められ、49歳で阪急電鉄の取締役、その4年後には同常務と順調に出世の階段を上っていた。そして昨年4月、阪急阪神ホールディングス(HD)の取締役との兼務で、子会社のホテルズ社長(出向)に就任している。
「親会社のHDの役員の中では序列の10位ですが、多くが70代の役員にあって彼は55歳と圧倒的に若い。しかも、本流である阪急電鉄の出身。間違いなく将来の社長候補でした」(関西経済界関係者)
とくに元阪急電鉄社長兼会長で、グループ創業者の小林一三氏の孫娘の婿である小林公平氏(10年死去)が、慶応経卒の後輩である彼に目をかけていたという。見た目は童顔のとっちゃん坊やにしか見えないが、スゴイ人のようだ。
それが阪急阪神ホテルズの社長に就いた途端、7年前からのメニュー偽装の不祥事が発覚している。出崎社長は親会社の役員も辞任する意向で、何やら陰謀めいた印象も残るが……。
「今回の偽装発覚は内部告発が発端ですが、合併後に冷や飯を食っている阪神サイドではなく、どうも阪急側からのリークのようです」(マスコミ関係者)
若手の出世頭を嫉妬した内部リークなら、この世界ではよくあること。ドラマの第二幕は、もっと期待できそうだ。
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